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『乞食は50ルピアを受け取らない@』 |
読者の皆様も試してみるといい。信号待ちのときやってくる路上乞食に50ルピア(硬貨)をやると、ほとんどの乞食(大人子供に限らず)はそれを受け取らない。いや受け取るのだが、その後すぐにポイッと路上に放り投げるのだ。多くは私たちが通り過ぎた後、そうするけれでも、たまに目の前で『ポイ捨て』する奴もいて、思わずムカッとしてしまうことがある。100ルピア(硬貨)をやると『テリマカシ、オーム(ありがとう、おじさん)』というくせに、50ルピアだと唾を吐くように投げ捨てるのだ。乞食の親方から「50ルピアをもらったら捨てろ」と言われているのだろうか。ちなみに、この乞食たちにはちゃんと組合があって、彼らのほとんどは集団で生活しており、路上へは毎日派遣されているのだ(テレビで特集をやっていた)。
50ルピアだって二枚集まれば100ルピアではないか。で、ハルは実験してみた。50ルピアを二枚やるのである。これなら100ルピアである。さあ、乞食はどうしたか。実験結果は果たして!?
ポイッと投げ捨てた―が正解でした。
路上に放り捨てられる50ルピアを合計すれば、相当な金額になるはず。「二枚集まれば100ルピア」の考え方は彼らに通じない。そんな考え方ができれば乞食なんぞやってはいまい―等の話を我が女房(インドネシア人)にしたところ、またまたハルは驚愕の事実を知るのであった。
(以下、次号に続く)
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