先日、親戚の男(23歳、高校中退)が、ようやく大型スーパーマーケットGiantの掃除係の職にありついた。掃除係でさえ、なるのは難しい。単なるコネで採用されたものだが、学歴や経験がないものは、コネでさえ、掃除係が精一杯なのだ。まあ彼の性格から言えば、真面目に掃除係を頑張って、それを認められ掃除係の主任となり、いくいくはマネージャーに抜擢・・・となる前に「つまらない」と言ってやめていくだろうけど。
インドネシアでは、年々中流階級の人々が増えていくとともに、貧困者も増え、さらに生活格差が開いている。これは賃金が全般的に上がってきたことで、従業員の雇用が減ったからであり、労働者一人一人の給料はよくなったものの、失業者が大量に発生しており、経済発展しているとはいえ、けっして健全な状態にあるとは思えない。
レバランが近づくこの時期、日本の年末同様、街中は物騒となる。ものとりや強盗に気をつけなければいけない時期だ。つい最近「ある日本人が、ナイフを突きつけられ、お金と携帯電話を盗られた」という話を聞いた。これは彼の不注意によるところが大きい。場所はパサラヤ付近、真昼間である。真昼間といえど、ちょっと奥まった通りであれば、あきらかに日本人と思われる人間が一人で歩いていたら、いいカモである。これは日本人だけではなく、金持ちであれば、何人といえどもやられる。金持ちのインドネシア人は、めったにそんな隙を見せない。
さてもっと身近なところで。それでは、夜のブロックM(カラオケ街)はどうか。実は、世間の予想に反して、この時期ほとんど犯罪は起こらない、または起こったとしても、未遂で終わってしまうそうな。理由は―この時期は私服警官が何人も詰めており、普段(レバラン時期以外)に比べ、遥かに取り締まりは厳重であるからだ。じゃあ、犯罪防止のためだけにそうしているかと言えば、実は「ブロックMを警備することで、飲み屋やレストランから、何らかの恩恵に預かれる」―というのが本音らしい。この辺は実にインドネシアだなあと思ってしまう。
しかし、一歩ブロックMを離れるとこれはもう物騒なので、必ず運転手に店の前まで迎えに来てもらおう。タクシーを拾う場合は、店から電話で予約するとか、信頼できる店の人に頼んで、タクシーを探してもらうか、した方がいいかもしれない。一番危ないのは酔っ払った状態で、一人でタクシーに乗り込む場合―これで、犯罪に巻き込まれたら、はっきりいってその人が悪い。
「こんな飲み屋街に出して、どうするの?」と陰口を叩かれた、(ブロックMに出店した)ゴルフショップ・ガルーダは、結構売れているらしい。夕方に開店して、午前2時まで開けているという。酔っ払って気が大きくなった日本人客が何百万ルピアもするドライバーを買っていくらしい。うーん、世の中、何が当たるかようわからん。
今回はとりとめもない雑文で終わってしまった。ハル自身も何を言いたいのかよくわからん。勘弁して。
|