街中の詐欺掃除
レバランが近づくと、夜中に制服を着た掃除係が、竹箒で街中の掃除をしている。私もインドネシアへ来た頃は「レバラン前だから、政府が街を綺麗にしようとしているのだな。感心、感心」あるいは「ボランティアかなあ。感心、感心」と車の窓を開け、にこにこしながらチップをあげていた。
しかし後年「あれはレバランを利用した詐欺だ。レバランで気のいいバカから金を貰おうという魂胆だ」と聞かされて、「そりゃ、そうだわなあ。政府がそんなことをするはずないし、そんなボランティアなんてあるはずないもんなあ」と、またまた自分のバカさ加減に気付かされるのであった。
今年も制服を着た掃除係がごっそりいる。中には、お金を渡さないと竹箒でがんがん車を叩き、ほとんどゴロツキと変らない性質の悪い奴がいるそうだ。
だから、帰宅時間の遅い編集長ハルは、なるべく彼らに出会わないような通りを選んで帰宅するようにしている
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