おっと乞食の分析をしていたのではなかった。今回の気まぐれ日記は、乞食の子供とハイタッチしたお話である。
スナヤンプラザの前のアジアアフリカ通りは、皆さんよくご存知のことだろう。プラザインドネシアの向かいにスナヤンシティーができたので、かなり交通量が増えている。乞食の数も増え、信号待ちしていると数人の乞食がやってくる。ハルもインドネシアに住んでいるので、子供やおばさんなどには、よほど嫌な気がしない限り施しをしている。施しといっても100ルピアか200ルピアで500ルピアをやることは稀である。乞食にしてみれば、非常にケチな客ということになるだろう。1000ルピア札ぐらいなら平気であげるインドネシア人がたくさんいるのだ。
乞食もちゃっかりしていて、二車線あれば、大抵大きな自動車を選んで物乞いする。ハルの愛車はダイハツCERIAという小型車の代表みたいな自動車(これはほぼ軽自動車に近い)でいつも後回しで物乞いがやってくる。さてここで問題です―ベンツに物乞いをして断られた乞食がこちらにやってきたとき、ちょうど信号が青に変わった。さてハルはどうするか
「優しいハルさんのことだから、青でも発進せず乞食にお金をあげる!」
ブー。ざーんねん!正解は、ハルは信号が変わるとすぐに発進するので、出発を遅らせてまで(後続の自動車に迷惑をかけてまで)乞食に施しはしない。「残念でした〜。外見で人を判別するからだよ〜ん!」と自動車で選別した乞食に(たとえ子供といえども)フンとしてやるのだ。とまあこんなアホらしいことを考えていつも車を運転しているのだが。
またまた話は脱線してまった。そう乞食の子供とハイタッチした話だった。
子供連れ叔母さん乞食であった。乞食にしては珍しくジーンズをはいたその叔母さん。子供の身なりもよく、とても乞食村から来ているとは思えない。しかし縄張りもそれなりにあるはずなので、やはり乞食村から来ているのではないか。(まあ、どうだっていいのだけど)。で、その子連れ叔母さん乞食は、だいたいいつも同じ時間にアジアアフリカ通りの信号付近で物乞いをしており、ハルはおそらくお得意様の一人である(向こうは全然わかっていないとおもうけど)。
そして先日この乞食にお金を上げると、子供(4歳ぐらいか?)が「手を出して!」とハルにハイタッチを要求するのである。いくら子供とはいえ、また身なりが他の乞食よりマシだとはいえ、一瞬タッチすることに躊躇したハル。
差別意識はないなんて断っているけど、やはりこんな緊急時には「ひえっ!」と一瞬たじろいでしまうのである。
しかしこの子供を傷つけるのも嫌なので、手をぱっと出してハイタ〜〜ッチ!(こちらではトスと言っている)
こうして乞食の子供とハイタッチをした編集長ハル。うーむ、インドネシアは深い。
※なお乞食と言う言葉に不快感を催す人は物乞いと捉えてください。乞食に対して差別意識がないこともお断りしておきます。(^_^;)
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