このところ、ずっと風邪が治らず、もう一ヶ月が過ぎてしまった。ただただ咳がとまらず一体どうしたんだろう?いつもは風邪を引くとすぐタケノコ診療所に行って、処方箋をもらい、悪化するなる前に直してしまうのだが、点滴しようが、ニンニク注射をうとうが、あまり効果がないのである。悪くもならず、良くもならず、ず〜とゴホゴホ状態が続くのだ。あまりに頻繁にタケノコ診療所を訪れるものだから、タケノコ先生も困り果て、うーんおかしいなあ。今度はこの薬を試してみるか。で、まあマシになってきたと思って油断すると、今度はまたぶり返し、しかし決して悪くはならず、やっぱりずーっとゴホゴホ状態が続くのである。
友人にこの話をすると「薬や注射に頼りすぎじゃないの?自分で治す力が不足しているんだよ」そう言われるとそうなのだが、それでも今までタケノコ診療所のお陰で病気回復が早かったので、いまさら自分で治せと言われても困る。
「いまの風邪は(治るのが)長いらしい 」と誰かが言っていた。ハルにしてもこんなに長い風邪(しかも良くも悪くもならない)は珍しい、というより初めてだ。
そのうち、誰かが「『漢方薬』使ってみたらどう?案外効くかもしれないよ」と言うので、ふと魔が差したハル(適当な表現ではありません)は、この間から気になってしょうがない、漢字で看板の出ている、韓国系か中国系か区別しかねる医療クリニック(いやそんな言い方は相応しくない。治療院が適当である)を訪れることにした。
ここでハルはタケノコ先生に謝らねばならない。タケノコ先生を100パーセント信用しているつもりが、風邪が長引いたことにより、ひょっとしたら漢方薬の方が効くかもしれないと思い、ついついそちらへ靡いてしまったのだ。
その治療院の扉を叩いた。看護婦というか受付嬢が一人いる。その彼女にドクターはいるかと尋ねたら、いま治療中なのでしばらく待っていてほしいという返事。待つこと10分ほどして、韓国人のドクター登場。しかしこのドクター、インドネシア語を得意ではないようで、私のインドネシア語をあまり理解していないようにも思えた。
どうも怪しい。ドクターたるものが、こんな調子で大丈夫なのだろうか。せめて英語で話してもらえば、おそらくたどたどしいながら、何とか会話になるのだが、ドクターの喋る言葉は韓国語と片言のインドネシア語だけ。
カルテも非常に(漢字かハングル語か)判別しにくい字で書いている。
そのうち、韓国の薬を飲んでみるかというので、こちらもそれを期待してきているわけだから、ぜひ飲みたいと伝える。
そして彼がもってきた薬が、まさしく漢方薬いや韓国薬であった。
以下、明日に続く
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