大阪難波の商店街を歩いていたときのこと。ふと目にとまったのが、『テレビのラーメン特番で取り上げられた』という看板。これはラーメン好きのハルにとっては、ぜひとも入っておきたい店。女房(インドネシア人)もラーメンは大好きで、一時帰国の際には、ぜひ食べたいもののひとつがラーメンであった。
店内はテレビで取り上げられた割には客が少なく「うーん、昼時を外しているからなのかなあ」
まあ、客なんてラーメンが美味ければどうだっていいのだ。で、店員さんに一番のお勧めラーメンを選んでもらって食券を購入する(日本のラーメン屋さんには、食券の自販機があります)。
さてそのラーメン、まずは香りを…なんだか臭うぞ。
そしてスープを一口…やっぱり臭みがある。錯覚かな。
今度はラーメンをずずっーとすすれば…げっ、やっぱり臭い!
思い出した!この臭みは、この間ジャカルタで食べたインスタント豚骨ラーメンの臭いだ。そのとき友人に「○○○○もよくこんなラーメン出すよな。企業の恥だよ」とその不味さを嘆いたことがある。
そこでハルがまず考えたことは、日本では腐る手前の味付けが美味しいとされている。だからインスタント食品企業の○○○○もそんな味付けのラーメンを出したのではないか。そう考えれば辻褄はあう。
それともジャカルタにいる間、ハルの舌が変わってしまい、美味しいものを識別できなくなってしまったのであろうか。しかし女房に「enak ?(美味しい?)」と尋ねたところ(店員さんが身近にいてもこんな時インドネシア語会話は便利である)、舌を出して首を横に振り、しかめっ面をした。
さすがに隣の人に向かって「美味しいですか?」と尋ねることは憚られたのだが、ぜひラーメン通の方の意見を伺いたかった。
この味が最先端の味なら、日本のラーメン文化は終焉を迎えたと思わざるを得ない。それにしても不味かったなあ。スナヤンシティー律律(しんしん)の豚骨醤油ラーメンの方が遙かに美味しいのだ。
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