昨日の夕方、オフィス(キョウエイプリンス19階)でホームページの作成作業をしている際、急に目の前がくらくら揺れだして
「あれ、眩暈(めまい)がする。何だか、変」
ハルも疲れが溜まり、とうとう三半規管までおかしくなってきたのかと自分を疑う。しかし眩暈にしては、体全体が揺れている感じもして「これって、地震?」
今度は壁や窓際までぎしぎし言い出して、「うわー、これ地震だわ」
でも、ジャカルタには大きな地震が来ることはないと聞いているので、どうせすぐに収まるだろう。まあ高層ビルだから仕方ないかと余裕をかますが、一向に収まる気配なく(何分ぐらいかよくわからないが)だんだん心配になってきて
いや〜ん、このビル、倒れたらどうしよう。まだ子供は小さい。ハルがいなくなったら残された家族はどうなる?
これは一旦避難するか。一体どこへ?災害時にエレベーターに乗るのは危ない。それでは非常階段を19階から1階まで駆け下りていくか。しかし途中でビルが倒れては意味もなし。このビルが倒れるなら、スディルマンにあるビルがほとんど倒れるだろう。安全圏に出るまで倒壊する可能性大。そうすればグチャッとなってここにいようが、非常階段にいようが、屋外に出ようが結果は同じである。
どうしていいかわからず、とりあえず部屋の鍵を閉めて、渡り廊下に出る。エレベーターは動いている。これに乗るべきか、乗らざるべきか。躊躇しているうち、チーンと鳴ってエレベーターがハルの前に停まった。
そこで降りてきたのが、テンダーフットの野口さん。昨日レンタルクラブを借りてくれたのを返しに来てくれたのだ。
「ねえ、野口さん、すごい地震ですよね」
「えっ、地震あったんですか」
「たったいままで揺れていたじゃないですか」
「ぜんぜん、感じなかったなあ」
「……」
すぐキョウエイプリンスダイレクターの鍋谷氏に電話する。同氏は7階のオフィスで地震を感じていたという。このビル(キョウエイプリンス)は震度6の烈震まで耐えられる構造になっているので大丈夫という話だ。
地震は恐い。皆様もお気をつけ下さい。慌てふためかないように。 |