先日、ハル(店長ハル)にガラクタゴルフクラブを買わせようとした遠い親戚の話(続編)。まだこの話を読まれていない方はぜひそちらの方を先にお読みください。
「ゴルフに関しての知識がほとんどなかった」ということで、百歩譲って前回の「詐欺の片棒を担ぎかけた」件は許してやろう。と思っていたら、どうやらこの親戚、ジャカルタの親戚連中から鼻摘みにされているということがわかった。
ちなみに彼の住んでいる場所は、ジャワの山奥で、ジャカルタで職を失ったために、子供二人を連れて奥さんの実家で居候をしているそうだ。今回ジャカルタにやってきたのは、ジャカルタで(もしあれば)職探し(田舎で飯が食えるのであれば、戻ってこなくていいのに)で、それが叶わないのであれば、お金の無心(正体がわかっているので誰も貸さないのに)である。
彼はこのように吹聴しているらしい。
田舎では、スンバコ(日用生活品)のワルン(屋台)を開いており、多い日には 「昼間に60万ルピアの売り上げ、夜でも50万ルピアの売り上げがある」という。だから田舎では悠々自適に暮らすことができ、子供も学校に通える。
だったらジャカルタなんかに戻ってくるなよ!
そして我が女房(ほかの親戚にも)に向かい
「200万ルピア(約25000円)貸してくれないか?毎月〜だけ返せるし利息も付けるし。なにしろ一日100ルピア売り上げのある日もあるからね。お金も一杯貯めているし」
我が女房いわく
「もう甘い言葉には従わないことにしたの。そうやってお金が戻ってきたためしはないし。それにお金を貯めてるんだったらそのお金を使えばいいじゃないの」
「いや、そのお金は使えないんだ。ああたら、こうたら・・・」
と言った尻から嘘だとわかる言い訳を繰り返し、もういい加減皆に愛想を尽かされている。我が女房のねえちゃんは女房の兄弟姉妹では一番羽振りがよく(悲しいかな、旦那の収入はハルより上なのだ)、そのねえちゃんは
「はい、これあげるから、とっとと田舎にお帰り」と5万ルピア一枚を渡して厄介払い。我が女房は彼の子供(幼子が二人)を可愛がっていたので「子供に何か買ってやって」とやはり5万ルピアを渡したそうな。
彼の奥さんの実家は結構な土地持ちであるらしいのだが、飲み水を得るために3キロほど歩かないといけないような山奥で、電気も当然引かれておらず、ワルンの売り上げが一日100万ルピアなんて考えられないような辺鄙な田舎であるという。行った者が証言しているので間違いはない。
これからこの親戚はどうなっていくのだろうか。 |