編集長ハル家が引っ越したことは先日の「シリーズお宅の会社を訪問します・引越し会社IMS編」にてお伝えした。引っ越した理由は―
前回の大家さんは結構いい人であったのだけど、家のつくりが古く、また手狭でもあり、さらには女房が母親の近くに住みたいと考えたからで、契約を更新するかどうかのこの時期、新築で手頃な大きさの、しかも家賃は前の家と大差ない物件が見つかったからであった。そんなにいい条件にもかかわらずなぜ前の家と大差ない家賃かといえば、前の家は高速道路降り口のすぐ近くであり、今回の家はちょっと奥まった田舎にあるからだ。といっても10分ぐらいしか通勤時間は変わらないのだけど。
その家を選ぶにあたり、探すのは女房およびその家族に任せておいた。女房が言うには―
「今度の家はとても広くて気持ちいい。なんといっても新築だしね」
しかしその言葉を鵜呑みにするハルではない。とにかくインドネシア人の多くは大げさに物をいう。というより大げさに『いいように(あるいは悪いように)思い込む』性質の民族であるようだ。これはハルの長年の経験からして間違いはない。
だから、実際この目で見るまでは、女房の言い分をそく信じはしなかった。
百聞は一軒にしかずである。さて実際に下見にいくと
「新築である」のは間違いなくて、それなりに洒落た作りの内部でもあり「とても広い」はちょっと大げさだったけど、とりあえずは前の家よりもよさそうなので、内金のみ先に払い、6月末に引っ越すことにした。
内金を払ったその日、女房が喜び勇んで
「ねえ、いいでしょう?気に入った?」
その問いに対して「広さは前と変わらないんじゃないの?ちょっと狭いかも」と言えば、ケチをつけられたとでも思ったのか
「間違いなく広くてよ。ちゃんと大きさ測ったもの」とプクッと膨れてしまった。家具を入れた状態をイメージするとなんとなく窮屈な感じもしたが、それ以上突っ込むと怒りそうだったので、既に引越しを決めてしまったいま、余計な喧嘩はしない方がいい。
そして当日。IMSの相場さん立会いのもと、引越しが行われた。引越しそのものは順調で、さすがプロ集団!と思わせるようなてきぱきとした仕事ぶり。これなら安心と7割方引越しが終わりかけた頃、編集長ハルは仕事にでかけたのであったのだが…。
(以下、次号へ続く)
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