編集長ハルの気まぐれ日記

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アホやなあ、つくづく・・・引越顛末記(下)

夜、帰宅してからの話―。女房の機嫌がよくない。そしてハルがその新しいコーディネイトを見たのだけど、これがどうにも窮屈で、誰が見たって「狭い!」

女房も口をへの字にして「狭い…」

これはハルには十分予見できた。だいたい荷物が多すぎる。ひとつの寝室には大型タンスとベッドを入れてあるのだが、これが大きすぎてドアを閉めることができない。IMS側はなんとか解決方法を考えてくれようとしたのだけど、女房はどうしてもその部屋を寝室にしたかったようで、閉じることのできないドアはそのままで「あとは自分たちでやるから」とIMSにはお引取り願ったそうだ。

ハル家自慢のソファベッド(自慢するほどでもないけど)―。これは伸縮自在なソファベッドで、それをベッドにしてテレビやビデオを見ながら、家族三人団欒のひと時を過ごすのが毎日の楽しみであった。しかし今はリビングが狭いので、ソファにできてもベッドにまではならない。ただのソファになりさがったその物体には、もはや家族三人団欒のひと時を過ごす癒し力はなくなった。

なおかつエアコンをつけたのはいいのだけど、電気容量が小さく、つけては(ブレーカーが)落ちてつけては落ちての繰り返しで使いものにならず。結局明日PLNを呼び電気工事してもらわないとどうしようもない羽目に。

ハルはこのことも予め訊いておいたのだけど
「大丈夫、エアコン一台ぐらいなら十分動くほどの電気容量はある」
とあまりにも自信がある言い方をしたので、それ以上突っ込むことはしなかった。しかしこれは明らかにハルの判断ミスであった。女房は自信があったのではなく、大家さんに言われてそう信じていただけのこと。またインドネシアの一般家庭なら大丈夫かもしれないが、ハル家はいくら貧乏をしているといっても、一応日本人家庭なので、50インチの大型テレビ(これも自慢なのだ)があって、電球もすべて消費電力の大きいもの(普通インドネシア家庭の電球は暗いものを使う)にしていることもあって、正直ハル自身も「全部つけると、きついのでは?」と訝っていたのが、やはり不安は的中した。

ここ数ヶ月の課題であった「新築ののびのびした家で快適なライフをおくる」女房のささいな夢がわずか一両日で壊れてしまったのである。もっと考えろよな。自戒を込めて。


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