編集長ハルの気まぐれ日記

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最近もっとも羨ましかったこと

プロレスラー橋本真也が逝ってからもう三年も経ってしまった。JPにてハルがプロレスファンであると公表していることは古い読者ならご存知だろう。一般に「プロレスファンである」「阪神タイガースファンである」とカミングオウト(?)するには勇気がいる。

両者とも一部の心ない人々から白眼視されている事実があり、といっても阪神タイガースは今年異常に強いので、先入観で見る人も少ないようだ。しかし実際に阪神タイガースファンの集いを見ると「やはり阪神タイガースファンはちょっと変」と思わざるような点が多々見受けられ、そんな集い(ジャカルタ猛虎会)に参加している編集長ハル自身さえそう思うのだから、この見方は強ち間違いではあるまい。

そしてプロレスファンにいたっては、なんせ総合格闘技やK-1の台頭で真剣勝負はこうでないといけないと勝手に決めつける格闘技オタク(そっちも変だと思うけど)などが「プロレスなんて…」と鼻で笑うものだから、ますます白眼視の傾向が強くなっている。プロレス人気の低迷もその辺りに要因はある。

ハルから言わせれば「レベルが低いなあ」。かつての猪木がそうであったように、プロレスは「ファンに夢とロマンを与える」真剣勝負なのだ。ロマンを感じない総合格闘技にハルは興味を抱かない(とはいってもよく見るのだけど)。

さて橋本真也の話である。ハルが三年前、ハル日誌にて橋本真也急死の話題(『初めて、有名人の死に涙する』)を取り上げた。彼が逝って以来毎年彼の命日が近付くにつれ、メモリアル興行が行われるのも恒例となっており、今年も橋本真也メモリアル興行がいくつかの団体で行われている。死んでもなお人の心に残るプロレスラーは多い。プロレスが人に感動を与える証拠でもある。特に橋本真也の場合、死して三年経ってしまったが、アントニオ猪木引退後、もっともファンを沸かせたレスラーとして、そのファイトを知る人々にとっては永遠に語り継がれるものだろう。編集長ハルの所有するプロレスDVDにはその勇姿がたっぷり収まっており、興味のある人はぜひ声をかけてほしい。

違うのだ!今回の話題は、プロレスファンを募るのではなく、ちょっと感動した話を書きたかったのだ。

この橋本真也は二人(三人だったかな?)の子持ちであり、彼が亡くなった時、長男はまだ中学一年生であった。その長男が三回忌にあたる今年のメモリアル大会にゲストとして呼ばれ「将来は、プロレスラーになりたい」と明言したのである。

現在、身長180センチになっている高校一年生の彼は、空手を修行中であり、将来の夢は「もちろんプロレスラーになる」ことである。

父の背中を見てプロレスラーになる若者は多い。リングでファンの声援を帯び、スポットライトを浴びる姿は正直かっこいい(と思うのはプロレスファンだけか?)。そんな人が父であり、小さな頃から、そんな姿を見続ければ、憧れに変わり、長じるに連れて、プロレスラーになりたいと思うのは当然だろう。残念ながら編集長ハルは、そんな派手な職業に就いていないので、我が子(五歳)が憧れるとは思えないけど、でも自分の息子が「将来パパのようになりたい」とか言ったら、親としては嬉しい(だろうなあ)。だから橋本ジュニアの心意気を非常に頼もしく、そして故橋本真也を少し羨ましく思うのである。

以下はスポーツナビからの引用である。

最後にオオタニシンジロウ(後列左)が大地君(右)ら橋本ファミリーを呼び寄せて記念撮影【スポーツナビ】 “破壊王”橋本真也氏の命日から2日経った13日、ZERO1−MAXが追悼興行「ZERO1◇生LIVE  〜あつい 煩悩ゼロ‘それがゼロワン’〜」を東京・ディファ有明で開催した。大谷晋二郎が開催前から「暗い感じではなく、楽しまなきゃダメだ」と語っていた通り、しんみりした雰囲気はなく、笑いに包まれた大会となった。会場には元夫人・和美さんや長男・大地君ら橋本ファミリー、小川直也に敗れて引退に追い込まれた際に千羽鶴を送って引退撤回を決意させた“千羽鶴兄弟”、テーマ曲「爆勝宣言」を作曲した鈴木修氏ら、橋本さんにゆかりのあるゲストも多数来場した。

当時、橋本さんが“タヌキおやじ”と呼び、新日本プロレス時代に苦楽を共にした永島勝司氏のトークショーが行われていたとき、大地君がリングに登場。そのままトークに参加した。現在、高校1年生の大地君は身長約180cmとのことで、司会者に「将来はプロレスラー?」と問われると「なります、なります」と力強く返答し、場内のファンを沸かせた。そして「プロレスラーになったらこれで入場を」と、鈴木氏が「爆勝宣言」オーケストラver.を贈呈。大地君は「『爆勝宣言』と名のつくテーマ曲を自分がいいんですか?」と謙そんしていたものの、いつの日かこのテーマ曲に乗って入場してくることを夢見ていた。さらにZERO1の計らいで、沖田リングアナから「ハシモト〜ダイ〜チ〜」とリングコールされると照れた表情を浮かべ、その後は父・橋本真也の勇姿が流れるVTRを見入っていた。

全試合終了後にオオタニシンジロウは「橋本さんは天からじゃなく、どこかの席に座って見てくれていたんじゃないかな」と語り、「橋本さんが『面白いことしやがって』と悔しがるような団体にする」と力強く宣言。「まだまだ小さい団体だけど、トップを目指している。ZERO1を見ればプロレスが分かるというような興行をしていきたい」と、今後も橋本さんが作ったリングを守り抜いていく決意を見せた。

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