インドネシアオープン2010の風景
片山は正真正銘のプロである(2)
二日目の話―

昨日お伝えしたように、二日目のプレイは最高・最強であった。世界のトッププレイヤーの実力をまざまざと見た瞬間でもあった。

1イーグル・5バーディー・ノーボギーの完璧なプレイ内容。ピンチらしいピンチといえば、ほとんどなく。まあ危なかったのは、10メートルぐらいのパッティングが残って、これがひょっとしたら3パットの可能性だったのだけど、それはあくまでアマチュアの話―。これをきちんと50センチぐらいに寄せて、何もなかったようなパー。

150メートルのアイアンショットがピンに何度もからんで、これってテレビでよく見るベストショット集みたいなやつで、ギャラリーのほとんどが溜息ばかりのスーパーショットを連発してくれたのである。

同伴競技者の二人のプロは、一人がアジアでは有名なウィラチャント(5年前のインドネシアオープン優勝者、ハルはこの大会も見にいった)で、もう一人が韓国人の若手プロ。

ウィラチャントは非常に変則打法なのだけど、距離に関しては平均して片山よりも飛んでいた。それに対して韓国人の若手プロは、二人よりも飛距離が出ず、この二人と組まされては気の毒な感じがしないでもない。

ハルが見た目の印象は

片山―超一流、ウィラチャント―準一流、韓国人若手プロ―ビギナープロで、素人目にもはっきりとその実力の優劣がわかる。

『強者は強者を知る』という。傍で見ているギャラリーでさえ実力差が分かるのだから、経験豊かなウィラチャントはそうでないにしても、韓国人若手プロはその実力差をひしひしと感じていたのではないか。

うーん、前にもこんな風景を見たことがあるなあ。そうだ。アッキーナさん(日本のトップアマ)と、押しかけ師匠O氏(シングルプレイヤー、既に本帰国)、まんぶりI氏(シングルプレイヤー、もうすぐ帰国)と回っていたときの風景にそっくりだ。O氏もI氏もシングルプレイヤーで、ハルからすると十分上手い人たちなのだけど、この人たちも日本のトップアマと回れば、普通の人に見えてしまうぐらい、実力差を感じたのである。※Oさん、Iさん、ごめん!

この日のプレイを見る限り、ハルはぶっちぎりで片山が優勝すると思っていた。ギャラリーの多くもそう確信していたのではないか。

しかしゴルフはわからない。その片山があくる日のプレイで4オーバーと大叩きする。

(以下、明日に続く)

片山晋吾の練習風景
※クリックして拡大写真をご覧ください。
脇に見えるピンク色のゴムボールに注目!
これを左腕に嵌め、アドレスのとき両腕で挟むようにします。
シャフトを斜めに指して、クラブがその下を通るようにスイング!