インドネシアオープン2010の風景 |
片山は正真正銘のプロである(3)
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三日目の決勝第一日、首位と三打差でスタートした片山。3ホールまでは普通であったが、問題は4ホール目に起こる。目撃した人の話を簡単に述べよう。
片山がティーショットを打とうとする瞬間、その後方10メートルぐらいのところにいる、ローカルの公式カメラマンのシャッター音がバチャバチャバチャと音を立てた。スイング一閃した片山は、すぐさま後ろを振り向き
「トップで撮るな!」(もちろん日本語で)と大激怒、ドライバーをバシッと地面に叩きつけたという。
※注意〜ハルが実際に見た訳ではないので、これが誇張した表現か、あるいは遠慮した表現であるかわからない。
その後はなんとかイーブンで凌ぎ、途中までは耐えていたが、後半の難しいパー3(左に大きな池があるホール)でボギーを叩き、さらには最終ホールの18番で池ポチャのトリプル。結局当日4オーバーにてその日のプレイは終了。
スポーツニュースなら「じっと我慢の片山、明日の最終日に巻き返しを期待したいところ」と結んでいただろう。しかし、そのまま片山に組についていった人々の意見を総合的に判断すれば、ボギーを取ったホールなどの悔しがり用は半端ではなく、プレイ態度の悪さも「ゴルファーとしてあまりに見苦しい」。できれば
「(こんな片山の姿を)見たくなかった」
一挙に片山熱が冷めたと言う。
ここでハルの感想。
片山はつくづく激情家なのだ。天才の証である―。これは片山を弁護したり、かばったりしている訳ではない。天才というのは、そんなもんだろう。
かつて漫才の天才と言われた横山やすしは超激情家で、その破天荒ぶりは尋常ではなかった。阪神タイガースの江夏もそうであった。朝青龍しかり。片山も同じではないか。
ファンに対する無愛想な態度と仲間(トレーナーやキャディー)との学生のような無邪気な受け答えは対称的であった。だからファンにとっては最低なプロであっても、仲間には最高にいい奴なだろう。
今回、片山とツーショットの写真を撮れないかなあといろいろ画策してみたが、「けんもほろろ」的な扱いをされるに決まっているので、いましばらくハルがもっと大物になるまで(そんな日がやってくるだろうか)片山とのツーショットは難しいかもしれない。
彼が同等以上と認めた者、彼に胸襟を開いている仲間に対しては、人一倍どころか人数倍の優しさと思いやりで、接しているに違いない。それは彼が世渡りが上手いのではなく『下手な証拠』である。もうこうなったら勝って勝って勝ちまくるしかなかろう。
インドネシアオープン観戦記(終)
追記〜明日は、インドネシアオープン・ダッファーハルのこぼれ話をアップします。お楽しみに!
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