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ダッファーハルのコンペ

100の壁(後)
いにしえ会(奈良県人会2007.5.13)コンペ参戦記〜


Sさんに、ナイキの最新モデルsumoを「使ってみます?結構いいですよ」と言われてふらっときたハル。前々から一度これを使ってみたいと思っていた。でもコンペはクラブの貸し借りは反則(失格だったかな?)のはず。そこで訝っていると
「まあ、フレンドリーコンペだからいいじゃないですか」
「それもそうですね」と試打させてもらうことに。

ちなみにこのナイキのsumoは、雑誌やブログなどで、もっとも距離が出ると評判のいいクラブだ。聞いた話によれば、フックもスライスも出ず、ただ真っ直ぐに飛ぶらしい。だから癖球に悩む人にとっては非常にありがたいクラブで、ミスが少なく平均的な飛距離では、他のクラブよりも格段に上とか。

試打一回目。力まなくてもいいのはわかっている。真っ直ぐクラブヘッドを出せば、そのまま飛んでくれるのだから。しかし飛ぶ飛ぶと思うと、やはりついつい力んでしまい、結果は右方向(隣のコース)に真っ直ぐ飛んでいった。距離はそこそこのようだ。

そしてそのホールはグリーン到着までほぼ隣のコースでプレイし、結果はトリプルボギー。次のホールでもう一度使わせてもらうと、今度は左方向(隣のコース)に真っ直ぐ飛んでいき、打った感触はまあまあ、飛距離もそこそこ。都合二度使わせてもらったが、芯を食った当たりではなかったので、(このクラブがいいかどうかは)いまいちよくわからない。このホールはダブルボギーの上がりで…。

いかん!コンペの最中であった。クラブを試している場合ではなかった。トリとダボでは、優勝は遠のくばかり、久しぶりの100切りも覚束ないではないか。

意を改めコンペに臨む。しかし意を改めたところで、技術までは変わらぬ。あいかわらずチョロ、ざくりを繰り返し、残り一ホールとなったところのトータルスコアは93。最終ホール(インスタートなので9番)は、フェアウェイを川が横切る短めのパー4。ただし川といっても幅二〜三メートル、グリーンの随分手前なので、ほとんど川ぽちゃは心配しなくてもいい、どちらかと言えば易しめのホールである。ティーショットさえミスらなければ、最悪ダボであがれる。

まずティーショット。これは低い当たりであったが、フェアウェイ中央に飛んで、残りの距離は160ヤード。途中の川までは100ヤードぐらいなので、セカンドで川ポチャの心配をする必要はなし。あとはクラブ選択の問題である。今日はアイアンがまったく当たらず、ミスってばかりなので、7番ウッドを使うことにする。ナイスショットすれば175ヤードぐらいで、グリーン奥になるが、ボールが上がるので大きな失敗にはなるまい。ここは無理してパーを狙うよりも、ボギーで収めたい。

で、7番を構えたら、急に押しかけ師匠O氏の声が聞こえるではないか。
「なんで、そんなクラブ持ってるの?ここはアイアンでビシっといかないと。そんなことじゃあ、いつまでたっても上達しないよ」

この声(明らかに空耳)に奮起したダッファーハル。よし、ここは4番アイアンだ!ウッドを持つなんて弱気になっている証拠。「最悪ダブルボギーで上がり100を切ろう」ではなく「何としてもパーを取り100を切ってやる」でなくてはいけない。

セカンドショット。グリーン中央までの距離は160ヤード。持つは4番アイアン。ここは力まずウッドを打つつもりで大きくゆったり振って〜ビシッ!と放たれたショットは、打った瞬間ザクッと地面をえぐり、無常にもボールは、100ヤード前方の川へまっしぐら…

こうして最終ホール、痛恨の川ポチャにより、トリプルボギーの上がり。結果的にこの日のスコアはちょうど100となり、またまた100の壁に泣くダッファーハルであった。

今回の教訓〜強気と弱気の選択も実力のうち

(終)

ダッファーハル…ゴルフ暦〜まだ始めたばかりと言いながら既に10年を経過。ハンデキャップは12〜28の間。ベストスコア85。平均スコアは秘密。得意技〜ダフリ、ひっかけ、チョロ、てんぷら。2007年の目標は青ティーから安定して100を切ること。将来的な目標〜快晴・無風状態、白ティーからのプレイでシングルハンデを獲得。究極目標〜ハンデゼロのスクラッチプレイヤー。

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