ラワマングンは危険である
いにしえ会(奈良県人会)コンペ参戦記(2007.7.15)〜
ラワマングン(正式名称ジャカルタゴルフクラブ)は、インドネシアで最古、そしてもっとも由緒のあるゴルフコースである。なにしろ設立が1872年と今から145年前。日本最古のゴルフ場は神戸ゴルフ倶楽部で設立は1903年だから、ゴルフに関しては日本よりインドネシアの方が先輩である。最近まで数少ないメンバーおよびメンバー同伴でないとプレイできなかったため、一般のゴルファーにはなかなか訪れる機会のないゴルフ場であった。しかし最近の経営事情によりゴルフ場維持のため、ビジターもどんどん受け入れるようになった。一般のコンペがぼつぼつ行われるようになったことでも、それがよく伺える。ためしに受付にて「メンバーでなくても、またメンバー同伴でなくてもプレイできるのか」と尋ねたら即座にビサ!(できますよ)との返事である。
グリーンフィーが安い!土日で、なんと30万ルピアしない。昨今のプレイフィー高騰から考えると非常にありがたい料金である。グリーンもよく手入れされており適度の速さ、また狭いコースをうまく利用してトリッキーなホールが多く、ゴルフ巧者でないと好スコアで回るのは難しい。クラブハウスも綺麗である。ジャカルタ市内の高速沿いにあり、交通の便もいい。それでは今度のJPclubコンペはラワマングンに決定!…かといえば、それはちょっと考え物である。
なぜならこのゴルフ場、コースが狭く、隣とのホールがすぐ間近に控えており、いつボールが飛んでくるかわからない状態でプレイしないといけないからだ。今回のコンペでは「フォアー!」という声で、頭を抱えたことが三度あった。実際にはほとんど当たらなかったが、数メートル先に落ちたことが一度ある。また10番と11番はもっとも危険なホールで、ティーグランドがほぼ同じ位置にある。どういうことかと言えば、10番を打ったあと、戻る形で11番に向かわないと駄目なのだ。だからその戻る途中、10番からボールが飛んでくることがあり、しかも10番から見て、11番は左方向にあるため、ナイスショットの引っ掛けが出た場合、超危険な打球がその二組前をいく人々を直撃する可能性大なのだ。
今回は、同伴競技者の打球がまさしく超危険球となり、11番へ戻ってくる白人男性を直撃しかけた。ボールは彼の1メートル横を通り過ぎて行ったが、そのボールの行方を追っていた私達は、思わずどきっとしてしまったのである。白人男性にはなんともなかったが、その同伴競技者の方はすぐさま彼にかけより帽子をとって何度も謝った。謝って済む状態でよかったが、これがもし当たっていたらと想像すると…このコースでは、とてもコンペを開けないなあと思ってしまうのである。(以下次号に続く)
いにしえ会コンペ(2007.7.15)の様子 |