ひゃくさんは、もうたくさん(2)
いにしえ会コンペ参戦記(2007.3.11)〜
満を持して望んだゴルフコンペ、優勝を狙える5つの根拠(前回参考)にてダッファーハルの鼻息は荒い。しかしコンペ当日の朝、その鼻息荒いダッファーハルに水をぶっかけるような出来事が起こる。まずそのひとつ―。
子供が熱い。脇に眠っている子供が妙に熱いのだ。体も熱いし、おでこを触るとやっぱり熱い。「うわー。どうしよう!」
正直に告白するが、この「どうしよう!」は「子供に万一のことがあったらどうしよう」ではなく「女房が子供の発熱を理由に『ゴルフに行くな』と言ったらどうしよう」と言う意味である。
子供のおでこに手をやるダッファーハル。うーん、やっぱり熱い。いや〜な予感。ところが!なんと親孝行な我が息子、朝四時過ぎにも関らず、ムクッと目を覚まし、ニコっと微笑むではないか。これはまさしく「パパ、僕のことは大丈夫、頑張ってコンペで優勝してきて!」という意味に他ならない。※昔もそんなことがあったような。
息子に後押しされては、引くには引けぬ。女房は何も言わず息子にテンプラ(こちらの熱冷ましです)を飲ませ、亭主のゴルフ行きには一向触れない。触れても無駄とわかっているのだ。我がゴルフ行きを阻むもの無し。
さて出発である。目的地はクダトン、家から車で一時間の距離である。集合時間は6時、スタート時間は6時30分。まだ5時前なので余裕で到着するはず。で、エンジンをかけ、さあ出発、駐車場を出る。が!駐車場を出て5メートルもしないうち、ハンドルに異常発見!
「ハンドルが重い!」
ちなみに手を離してみると、勝手にハンドルが右へ切れるではないか。げっ、これって右前輪がパンクしているのでは!?そして車を降りてみると、やはり右前輪がパンクしている。あちゃ〜。昨日の夜は何にも問題がなかったのに。
どうすべきか。ええい、考えている暇はなし。タイヤ交換だ!と慌てふためいてジャッキおよび予備タイヤを探す。それらはすぐに見つかったのだが、今度は真っ暗しかも小雨の降る状態なので、とても短時間で回復できるような様子ではなかった。途方に暮れていると女房がやってきて「タクシーを呼びましょう。すぐに来るから」と言う。明け方5時、そんなすぐタクシーがやってくるのだろうか。しかしそんな心配は一瞬で終わった。わずか10分でタクシーがやってきたのである。
よかった〜。これでなんとか間に合うだろう…。家を出たのは5時15分。渋滞さえなければ(普通この時間帯ならありえない)、スタート時間にはなんとか間に合う。なんだかほっとして、ふー、ちょっと一休みっと。あ、そう、そう、幹事さんに「集合時間には間に合わないと思いますが、スタート時間には到着できそうです」と連絡しておこう。で、携帯電話を使おうとベルトのケースに手を伸ばす。ところが…携帯電話がない!ケースが空ではないか!あ〜あ、こんなときに限って電話を忘れるとは…。
(以下次号に続く)
|