このコーナーは過去アクセスの多かった記事を加筆・修正して掲載しています。


いやあ、ゴルフって本当に楽しいもんだったんですね。
(故水野晴男調に)その2
初めてロータスレイクのバックティーでプレイする話の続きなのだ。前回を読む

まずスタートホール。ティーショットはまあまあ、セカンドもまあまあ。そして三打目がグリーンエッジで、四打目を何で打とうかと考えたのだけど

「これは青木功ばりに5番アイアンで転がしだな」と普段やりもしないようなことをやってピンから5メートルも遠いところへオンしてしまった。「あちゃ~」

で、結局4オン3パットのダボ(パー5なのだ)。そして続く二番、三番をトリとして、四番のパー3へ。

ここでは、ティーショットをグリーン手前のバンカー淵へ運んでしまい、これをパチンと弾いてグリーン奥へつける。カラワンをよくご存じなら「オーキッド四番は奥から非常に速いので、絶対手前につけること」なのだけど、ハルの腕では、バンカーから距離のコントロールは不可能。

そして嫌~な下りスライスライン6メートルが残ってしまい、「これはなんとか寄りますように」と神頼みでチョコンと当てる。それがコロコロコロコロ転がってついでに加速して「ああ、どこかで止まってえええ~」とその刹那にも神頼み。

ところがこれがホールに向かっているではないか。ラインを読んだわけではなく(そんなことができるわけないでしょ)、ただ適当に「その辺」に打っただけなのだったが、コロコロコロコロ転がって、とうとう転がりこんで奇跡のパー!。砂一・金の7点ゲットで同伴競技者の度肝を抜く。

唯一ニアピンの権利があったNさん、なんと二メートルに付けていたのが、ハルのニアピン阻止に動揺したのか、ボールがホールに蹴られてニアピン賞逃がしのパーに終わってしまう。

実はこの日、四つのパー3のうち、三つをニアピン阻止のパーで上がって同伴競技者に「してやったり」の悔しさを味あわせてやった。なんと小気味いいのだ。ついでに結論から言うと、オリンピックは19点で他の三人は10点未満とこちらも久しぶりに超気分が良かったのだ。

オーキッド6番では、四打目をグリーン手前4メートルからサンドウェッジでぽーんと寄せるとこれがピンへ向かい、なんとチップインパー!きゃあああ~、どうなってるの一体?途中勢いあまって空振りなんてしたけど、ナイスショットもたくさん飛び出して「ゴルフってこんなに楽しいものだったのか」と再認識した次第である。

で、終わってみたらオーキッドのブラックティーからハーフ56。ちなみにひと月ほど某コンペでパームヒルの白ティーからハーフ56を記録したのだけど―。なんで?!

だからゴルフは楽しいのだろう。カラワンに誘ってくれたNさん、Iさん、Mさん、ありがとう!




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