 とある平日の話―。ゴルフ仲間のＸさんとＹさんがJPgolfで話し込んでいる。当然ゴルフの話題なのだ。ハルはウェブサイトを作る仕事をしているので、この二人の話を聞くこともなしに聞いているのだけど。
「ねえ、明日朝一でゴルフ、行かない？」
「いいですねえ。行きますか！」
「ハルさんもどう？」
「いやあ、明日昼からレストランに行って写真撮る約束があってさあ。1時までスディルマンに戻らなきゃいけないんだ」
「そんなの朝一でゴルフすれば、十分間に合うじゃん」
と適当に丸め込まれるダッファーハル。この二人は超お得意さんであるが、気の置けないゴルフ仲間でもあるので、はっきり断ることもできたのだけど、根が好きなものだから、ついつい断れず翌日のゴルフ行きをＯＫした。
そして翌日の話―。朝出かけに重要なことに気付いたハル。
「しまった～～～～！ゴルフバッグ、会社（JPgolfのこと）に置いてきた～～～～！」
そうなのだ。前日の夜はとても急いでいたので、ゴルフバッグを積むのを忘れてしまったのだ。
ハルは全部で20ほどクラブセットを持っている。びっくりしてもらう必要もなく、これらはすべて商売道具のレンタルクラブセットであり、自身でゴルフに行くときは、空いているワンセットを選び、積み込みだけの話なのだ。
どうしようかなあ。一旦会社に取りに行くか。しかしこの時間帯は超渋滞の時間帯でもあり、とてもではないが、約束の時間に間に合わない。
結局、意を決めて
「仕方ない。ゴルフ場のレンタルクラブでも借りるか」
とアホみたいな馬鹿（？）をやってしまったのだ。
（以下、明日へ続く）
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