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カメ軍団を撲滅せよ!(下)
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この日、前半はビッグK氏が50、Dr.H氏とハルが51、TitleistI氏が52とどんぐりの背くらべ。まあ他のメンバーは不本意かも知れぬが、ハルにしてはジャバベカの青ティーをハーフ50±で回れば上等であり、できれば後半もそれぐらいで回りたかった。(できれば48以内~そうすると100切り達成)

しかしそのハルの希望をことごとく打ち砕いたのが

ハルの前を行くカメ軍団である。

まあ歩くのも遅いのだけど、とにかく遅いのがグリーン上―
「一パットするのに何分かけてんねん?ええ加減にせい!
と遥か180メートル後方から罵声を浴びせるものの、この距離では相手に届かない。(もっとも届かないから罵っているのだけど)

ハルはこのシチュエーションが苦手である。いわいる『待たされショット』だ。『待たされショット』ではミスが出がちなのは、ハルだけではない。上級者でさえミスる。だからハルだけがカメのせいにしてはいけないかもしれない。

しかし・しかし・しかし…今日の同伴競技者を考えた場合、ハルが一番飛ばないので、ことごとく一番初めに『待たされショット』の順番が回ってくる。しかも残り180メートルぐらいで、ひょっとしたらパーオンできるかもしれないグリーン狙いのショットで、もつのは4番W。これをアイアンで刻むほど勇気はなく、やはり狙ってしまうのだけど、これが10ヤードのチョロとか30ヤードのテンプラとか平気でやってしまうのだ。この日、覚えているだけでも6度の『待たされショット』があり、それらをことごとく失敗。途中集中力が切れ、パー4で9と叩くもすべて『待たされショット』のミスが起因する。

そして後半、他の三人が45前後で回り、ハルだけが56と他のメンバーから約10打離され撃沈。

で、それぞれの感想は
ビッグK氏「ハルさん、精神修行が足らんでえ(大阪弁)」
Dr.I氏「アイアンで刻むとか考えながらやった方がいいですよ(標準語)」
TitleistI氏「(首を捻って)不思議なゴルフをしますね(名古屋訛り)」

そう同伴競技者にこう嗜まれるほどハルのゴルフは訳がわからんのだ。

こうなったのもすべて前を行くカメ軍団のせいなのだ。今年はカメ軍団の撲滅を訴えたい。JP誌上にてこれからカメ軍団撲滅キャンペーンを始めます。ハルの意見に賛同する方、JPを応援してください。※これだけは上級者もハルを応援してくれると思います。

カメ軍団を撲滅せよ!(終)






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