このコーナーは過去アクセスの多かった記事を加筆・修正して掲載しています。


BSDのポテトチップグリーン
コースも広々として非常に考えられたレイアウトおよびフェアウェイも美しく、「日本なら一流コースに引けをとらない」とゴルフ達者の友人が語っていた(ハルは日本でゴルフをしたことないのでよくわからん)。かといって戦略的に攻めないといいスコアも出ず、どでかいハザードバンカーなどもあって、ビギナーいじめ(ハルいじめ)のコースでもある。

それでも!こんないいコースにも限らず、あのグリーンは何なのだ?

意識的に作られたでこぼこグリーン。誰かがポテトチップスのようだと表現したが、まさしくその通りで、あれはいくら何でもやり過ぎである。※オーガスタはもっと凸凹という話。

あるショートホール。左は池およびバンカーが待ち受けており、ピンがまたその左に切られている非常に嫌なピン位置で、狙いはどうしても右方向。かといって右に行き過ぎるとブッシュ(ハザードだったかな)で、一体どこを狙うか。結論としては、ピンは遠いけど、池ポチャよりマシなグリーン右を狙うことにする(同じワンペナでも池ポチャは精神的ショックが大きいのだ)

ハルのもったクラブは7ウッド。これがまた調子がよくて非常に重宝な武器なのだ。このティーショットも7ウッドが火を噴き、グリーン右脇へナイスショット。まあベスポジですな。

さてグリーンへ向かう。ベスポジと思っていたが、残念ながらハルのボールは、グリーン脇小山の中腹にある左足下がりの斜面。グリーンまでが下りの斜面で、今度はグリーンからピンまで上り坂で、うーん、嫌な感じだなあ。狙いはグリーン手前に落としてそこから転がしで坂を上りきること。こんなときウェッジは厳禁である。やっぱり8番か9番なのだ。しかしピンの向こうは下り坂なので、転がり過ぎても嫌。で、結論としては、ピッチングで打つことにした。

さてそこから図解でハルのボールの軌跡を追ってみたい。

第二打~ピッチングで打った球が坂を上りきらず、というよりも途中で止まってそれが戻ってきた。
ハルの叫び(戻ってくるなあ~~~)

第三打~それをちょこんとパッティングしたつもりが、ピンを過ぎたあたり加速がついてグリーンからこぼれる。
ハルの叫び(止まってえ~~~)

第四打~寄せきれず、第五打~今度はオーバーして、第六打~ようやくカップイン。


「何でやねん!」


ダッファーハルの苦悩は続く。



ジェイピープルメインページへ