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100人いれば、100通りの楽しみ方(後)
 
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好き好んでインドネシアに来た人はあまりいない。辞令で否応なしに来た場合が大方である。ただし否応なしといっても、嫌だ嫌だと思いながら仕事・生活していては、心身ともに衰弱するので、なんらかの安らぎ・気休め・息抜きが必要となる。

そしてまず嵌るのがカラオケであり、それからゴルフだろう。カラオケの場合は手っ取り早いが、飽きるのも早く、近年は馬鹿高くなって、まあ半年から一年もすれば「もう飽きたよ…」となるわけで、ここがゴルフと違うところでもある。

ゴルフの場合は、半年から一年も経てば、ますます深みに嵌り、抜け出すことは不可能。なんせ唯一の安らぎ・気休め・息抜きなのだから、ゴルフを止めるということは死ぬに等しい行為となる。

で、ここからようやく本題に入る。

ゴルフを始める理由は人それぞれだが、最終的には趣味にほかならないので、その目的・過程も千差万別である。

ある人は、シングルプレイヤーを目指し、日々努力を怠らない。ある人は、スコアなど二の次、散歩がてらキャディーの女の子とお喋りに興じるのを楽しみにしている。ある人は、ミドルホール1オンを目指して常にマンブリで試行錯誤している。

いいではないか!どんな姿勢であれ、他人を尊重し、他人に迷惑をかけないなら、大いに自分なりのゴルフを楽しめばよい。

これは下手は下手なりに経験を積み、ゴルフ暦を重ね、試行錯誤を経て達した結論である。上級者は寛容である。われわれダッファーが100叩きを連発し、そのことをホームページでおもしろおかしく読み物にしても、ブログでずっこけゴルフを公開しても、やさしく受け入れてくれるのだ。


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