ダッファーハルのゴルフ日誌
宿命の対決、第二章始まる(上)
日本を代表するトップアマのアッキーナ氏がジャカルタにやってくるとき、そしてその夫人までもハルと激闘を繰り広げた話は、古いJP読者の方ならご存じと思う。

そのアッキーナも老いた。ハルとの対決はここ数年ない。既にシニアとなりハルと激闘を繰り広げる気力もなかろう。

ハルもすっかり爺となってしまったが、ゴルフの回数は月一ながら、いずれシングルになることを目標に素振りなどを励んでいる。※「まだ、そんなことを言ってるの?」と呆れないように。

実は飛距離が伸びているのである。その証拠に12月に行われた「いにしえ会コンペ(奈良県人会)」では、若い飛ばし屋を凌駕する一打を放ち、同伴競技者を唸らせたぐらいなのだ。※その直後大腿骨あたりの筋肉(または血管)がブチっと切れ、コンペを棄権した話は書いた。

違うのだ。今日はそんな話ではないのだ。

つい最近といってもこの二年。アッキーナJrことオッキーナがジャカルタ邦人ゴルフ界でぶいぶい言わせている噂を耳にして

これはひょっとして宿命の対決が再燃しそうな気配なのだ。

アッキーナ家は、家族全員の平均ハンデがシングルという、おそるべきゴルフ一家。

しかしジャカルタではそうは問屋が卸さない。ハルは、アッキーナそしてヨッメーナことアッキーナ夫人にことごとく一泡吹かせてきたのである。

(次号に続く)