ハル、試練の十番勝負第三番(その一)
今回のお相手は、ダッファーハルが永遠のライバルと認めたデイビッド山岡。コンペなどで顔を合わせることはあっても、同組になったことがなく、いまひとつ実力のほどは推測するしかないのだけれど、彼のブログや噂話などを総合すると、スコア的にはダッファーハルと近いものがあり、またミスショットの多様性なども非常に似通って、これは紛れもなく『100絡みの会』主幹といってよいだろう。
さてそんな彼よりお呼びがかかったのは、さかんにJPで「ハルのライバル、デイビッド、またもや撃沈(と書いたような、書かなかったような)」などと煽るものだから、彼としては「俺も下手だけど、あんたほどじゃないよ」とハルに格の違いをわからせたかったのだろう。ハルにしたって「(後輩ゴルファーに次々抜かれていっても)デイビッドがいるから、まだ大丈夫」と密かに安心しているのだけれど…。しかし押しかけ師匠(ハンデ5)のO氏に言わせれば『五十歩百歩』とか『どんぐりの背比べ』なのだそうだ。
ところでこの誘いは急であった。数日前に「今度の週末空いてる?」
空いてないのだ。そんなに急に言われても困るのだ。それにダッファーハルだって意地があるので、直接対決を挑まれれば、数週間は練習するかもしれない(絶対しないと思うけど)。
「チェンカレンなんだけどさあ」
きゃあああ~~~!チェンカレンの週末なんて行けるわけないでしょう!一回のゴルフ予算は、食事・チップ・握り&オリンピックの負け込みで100万ルピアと決めている。チェンカレンの週末なんてプレイフィーだけで110万ルピアを超えているではないか。
「いや、日曜日の昼なんだけど。66万なんだって」
66万と聞いてピクピクっと触手を動かしたハル。えっ!昼からだとそんなに安いの?(71万に値上がりしてました!)
それに予定していた別件のゴルフが中止になってこともあって
「オーケー!やりましょう」
先のゴルフ日誌で天人五衰状態(体中が不具合を起こし朽ちかけている様)にあることは既に述べた。左右両腕のゴルフ肘、左右両足の足底筋膜炎、目も見えず、歯茎から滲みでる血。そしてここ一年、メタボで極端に腹の回りがだぶついてきて、とてもフルショットできないコンディションである。はたしてそんな状態でデイビッドに勝てるのだろうか
(以下、次号に続く)
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