ハル、試練の十番勝負第三番(その二)
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ハル試練の十番勝負第三番、デイビッド山岡との直接対決見届け人(同伴競技者)は、マンブリ会のイケメン魔沙斗UZU、そして同じくマンブリ会のDr.ミーハー。レベルから言えば、魔沙斗UZUおよびDr.ミーハーはシングル±の腕前、そしてハルとデイビッドが『100絡みの会』正規メンバーである。
さてスタート一番ホール。出だしはハルにとってはまあまあのボギー。一番はPar5なので、ここでボギーならハルにしては上々の出来であった。実力者のUZU、ミーハーがボギーということを考えてもハルのボギーには価値がある。
それに対してデイビッド―なんとパー!で始まり、これはハルにとって出会いがしらにいきなりカウンターパンチをもらうぐらいの予期せぬできごとであった。ハルのプレイ前の予測では、UZUとミーハーがボギーぐらいであがり、ハルはダボ、そしてデイビッドがトリぐらいで一番ホールをスタートするのではないか、そうやってずっこけゴルフが続き、最終ホールを残してハルが二打リード、で、最後にデイビッド頑張るものの、結局二打差を追いつけず、ジャカルタ一下手っぴい決定戦第一弾はデイビッドの勝ち(下手)となる予定だったのだけど…。
それがいきなりパーなのだ。正直面食らう。それで動揺したのか、ハルのゴルフは、新しく揃えたCALLAWAYのBIG BERTHA 11度がまったく当たらず、2番ホール以降斜め45度方向へ100ヤードのチョロを連発。1番ホールをボギーとしたものの、2番より5番と四連続トリ!そして6番に至ってはパー5を9!(4オーバー)と大叩き…。この時点でハルのオーバー数17となり、早くも負けムード状態となる。それに対してデイビッドは1番パーのあと、三連続ボギーを重ね、超安定したゴルフを展開。「ちょっと待って!デイビッドのゴルフってそんな上級者ゴルフだっけ?!」
他の二人は「あれ!山岡さん、今日は調子いいじゃないですか!?」
しょっちゅうともにゴルフをしているこの二人がそういうぐらい、デイビッドの調子は良かった。それにしたって(ハルとの)折角の初ラウンドにそんな調子がいいなんて、思いやりがないというもの。
しかしデイビッドのこと、きっとやってくれるに違いない。ハルと同質のレベルであるなら、どこかで必ずこけてくれるはずだ。
残り3ホール、ハルもそれなりに頑張って、パー、ボギー、パーで上がり、前半を53で終了する。それに比してデイビッドは48。この時点で5打差となって後半に突入―
(以下、次号に続く)
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