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| 恐るべき15歳 |
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インドネシア人の親子がやってきて、かなりハードスペックなクラブ選びをしていた。たまにやってくるこのインドネシア人親子―父子ともどもかなり恰幅のいい様子で、飛距離は間違いなく出そうなガタイのよさ。
買ったクラブがタイトリストの２アイアンDGS300入りと言えば、ゴルフマニアの方なら想像頂けるだろう。
ただしこの手のクラブを使う人は、勘違いしている人も多いので、彼（子供の方）に意地悪な質問をしてみる。
「将来プロになりたいの？」
彼に代わってお父さんが返答。
「そう。プロを目指してるんだ」
「いまのハンデはいくつぐらい？」
「エメラルダで1.1」
「・・・・・・」
ハンデ1.1！
ハンデ11ではなく1.1
「それにいつもフルバックからプレイしているからね」
「・・・・・・」
うーん、それが本当だとしたら、ハルの知っている日本人駐在員プレイヤーは誰一人勝てない。※いや一人いるかな。
「絶対アメリカに行った方がいいよ！」とハルがアドバイスしたら
「まだ15歳なんだ。もちろんアメリカ行きも考えてるよ」
おそるべき15歳。彼の才能が開花することを祈る！
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