ゴルフショップ繁盛記  
きっかけ

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

本業はホームページ作成やホームページプロモーションの会社であるが、それだけでは、心もとないというので、友人の勧めで始めたビジネスが、ゴルフクラブ委託販売である。

これだと資金もほとんどかからず、ジャカルタにいるゴルファーみんなのためにもなり、なおかつ私の昼飯代ぐらいは稼げるのではないか、また既にそこそこヒット数のあるホームページ(ジェイピープル)も持っており宣伝も自分でできる、ゴルフ好きなところもちょうどいいと、熱心に勧めてくれるので「それならやってみるか」と、熟慮した上で始めたものである。ある人に言わせると「またすぐに飛びつく。もっと考えたらどうだ」

で、資金もいらず、リスクも少ないこのビジネス、始まって一ヶ月が過ぎた頃。その結果は・・・正直言うと「儲からない」。一本売れて、手数料が5万〜10万ルピアなので(今は金額によって手数料が違います)、100本売れてようやく7〜800万ルピアの利益が出る計算だ。しかし、開店当時は月に数十本売れるぐらいで、とてもではないが100本以上売れるなんて想像できなかった。※この頃はローカルの業者も買いにくるようになり、100本ぐらいは売れるようになりました。

当時の感想〜まあ儲かるわけではないが、損もせず、なおかつ好きなゴルフ関係の仕事なので、結構気に入っている。悩みは「まだまだ入ってくるクラブの数が少ない」こと。状態がよく、適正な価格があれば、買いたい人は結構いる。ジャカルタの日本人ゴルファーは数千人いるはずなのに、それに比して集まるゴルフクラブの数が少な過ぎるような気がする。※この頃は日本人だけでなく、インドネシア人も持ってくるようになり在庫は結構豊富です。

いちいち持っていくのが面倒という方が多いのだろうけど、倉庫に置いておいても結局は廃棄処分になるのだから、ぜひとも持ってきて頂き、リサイクルに協力してほしいものだ・・・と思うのは、こちらの勝手ですかね。※この頃は、新しいモデルを買ったものの合わないという理由で、すぐにもってきてくれる人が増えました。

(以下、次号に続く)


このページは過去アクセスの多かった記事を加筆修正して再掲載しています。