ゴルフショップ繁盛記  
相場は成り立ちません

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

以前はゴルフ雑誌のように、ジャカルタの主要なゴルフ場に関して売買希望情報やおおよその取引価格をウェブに掲載していた。しかし今はそのページはない。

そのページを消去した理由。


ハルの感覚や推測で書いた金額が相場にされるから…


たとえば「おおよそ90〜100juta」と書いたら

売り希望の人は105で売りたいと言い、買い希望の人は85で買いたいと言う。


まとまりません!


ハルの作成したページを見ながら

「相場より安いですね(高いですね)」


だからその数字は相場ではないって…


相場というのは、需給の関係で決まるのであって、ある程度の取引件数がないと相場の立ちようがない。

インドネシアでゴルフブームといってもしょせん30か所ぐらいしかゴルフ場がなくて(しかもメンバーコースと呼べるのは20か所ほど)、土日にしか満員にならないようなゴルフ人口では会員権の流通など微々たるもんである。

だから会員権相場の問い合わせに関しては

「この国はゴルフ人口が少なく相場が成り立ちません。ここでお答えする金額は、当方での成約実績および実購入者・売却者の話から当方が推測した『おおよその数字である』ということをお断りしておきます。※友人間の取引ではさらに安く購入できた例もございます」

としか答えようがないのだ。



このページは過去アクセスの多かった記事を加筆修正して再掲載しています。