ゴルフショップ繁盛記  

JPgolfが暇な理由(前)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

クラブの持ち込みが減り、購入する人も少ない。JPgolfはピンチである。たまに来てくれる人は「ハルさん、ピンチとか言ってるけど、結構在庫あるじゃん」

ハルがピンチ!とか言うので、よっぽど在庫がないと思ってやってくるから、そう思うかもしれないけど、しょっちゅう来てくれている人は

「在庫減ってますねえ」

そうなのだ。ハルが一番よくわかっているのだ。だいだい多い時の7割ぐらいの在庫しかない。

理由は簡単。持ち込みが圧倒的に少ない。以前は、日本人が持ち込んで、目ざといインドネシア人が買っていくという構図ができあがっていた。この頃はインドネシア人が持ち込んで買っていくのもインドネシア人のようなパターンが増えてきた。

それはそれでありがたいけど、やはり日本人の持ち込みがないと寂しい。

それではなぜ日本人の持ち込みが減ったかいえば

「駐在員の数が減っているから」「インドネシアの景気がよくないから」ではなく、最大の理由は


駐在員が忙し過ぎるから〜だと思う。


(分析は次号に続く)


このページは過去アクセスの多かった記事を加筆修正して再掲載しています。