スタッフVSお客さん(上)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

ソンボン〜インドネシア歴がそこそこの人なら、この言葉の意味を知っているだろう。ソンボンとは〜横柄、いじわる、生意気〜の意味で、インドネシア語で人を軽蔑するときの言い方である。その対意語がバイクで、こちらは〜いい人、やさしい〜となる。

インドネシア人にあの人はどんな人と訊いたら、たいがい二通りの答えがかえってくる
「バイク」か「ソンボン」のどちらかだ。

単純に「いい人」「嫌な奴」と決めつけるところが国民性なのかなあ。

さて、今日の話題は、うちのスタッフが客と喧嘩したこと。

ちなみにハルはローカルスタッフに対して「お客様は神様です」とは教えない。「まず丁寧に対応して、それでも向こうが理不尽なことを要求したら、黙っている必要はない」と教えている。

日本人のお客さんはそんなにソンボンな人がいないので当方のローカルスタッフが日本人のお客さんと喧嘩することはない。

今回は当方のスタッフVSローカルのお客さんである。

(次号に続く)


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