スタッフに怒られました

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に十年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

先日、「在庫一掃処分です!」と言いながら、たくさんのクラブを持ち込まれたお客さんがいて、値付けをする。

新しいモデルもあって、「これ、去年のモデルですねね」「こちらは未使用ですか」

と、まあそのお客さんには不本意かあるいは満足したのかわからないが、それ相応の金額を提示したつもりであった。そのお客さん「はい、それでお願いします」と商談成立。

そのお客さんと入れ替わりに、うちの女性ローカルスタッフが戻ってきて

「これ、ハルさん買取したんですか?」
「ああ、いいクラブ入ってるでしょ」

で、その値付けした金額を見てびっくり!


「ハルさん、なんでこんな高い値段で買い取ったんですか!」
「・・・・・・」

怒られました。

ハルが見積もるとどうしても甘くなってしまう。これはまだ新しいモデルだとかいいシャフトが入っているとか…

しかし当方のローカルスタッフはシビアである。彼女らの買い取り基準は

「売れるか・売れないか、売れるとすればいくらの値付けをすればいいか」

モデルが新しかろうが、スペックがよかろうが、そんなことは関係ない。

彼女たちの留守を狙ってやってこないように。



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