ローカルのお客さんは裕福

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に十年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

JPgolfも随分お客さんが増えて、インドネシア人のお客さんが半分以上を占めるようになった。

日本人のお客さんが良心的な値段をつけてくれるので、それをインドネシア人のお客さんが買っていく…の流れにもなっている。

「インドネシア人のお金持ちが相手なら、もっと高い値段設定にしてもいいかな?」と勘違いしないでね。

お金持ちといっても安いクラブを物色しにくるわけだから。

それでもやってくるインドネシア人のお客さんは裕福な人が多く

「今度日本へ旅行に行く」人が非常に多い。そして予め日本人のハルから情報を仕入れていこうと思っているようだ。

「7月に日本へ行くんだけど、ジャカルタと比べて暑さはどうかな?」
「ジャカルタより遥かに暑いです。35度を超えることは普通です」
「・・・・・・」

「でも夜は涼しいんでしょう?」
「ホテルの部屋は冷房が効いているので涼しいですよ」
「いや、外の話」
「30度を超える夜もあります」
「・・・・・・」

お話変わって
「中古ゴルフショップに行ってみたいんだけど、どこに行けばいいかな?」
「多くは郊外にあります。辿り着くのは難しいと思います」
「・・・・・・」

と、まあ彼らの期待を削ぐ回答ばかりする店長ハルであった。

期待しているものが見つからなくても、いいところはいっぱいあるから!日本旅行を楽しんできて!



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