ローカル業者事情(前)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に十年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

いっときにくらべてローカル業者(いわゆるブローカー)の数が減った。

やはり景気を反映しているのだ。多業種の景気はともかく「ゴルフ景気は悪い」といわざるを得ない。

しかし、ブローカーの数が減ったとはいえ、週二〜三度やってくるブローカーが三人ほどいて、目新しいもの、掘り出し物をこまめに買っていく。

ちなみにこの三人のうち二人は店を持っており、ブローカーと呼ぶには失礼にあたる立派な店主なのだ。

※ゴルフハウスとかアジアゴルフではありませんよ、念のため。

彼らに商売の動向を訊くと

「まあまあだね(lumayan)」と答える。

それに比して、たまにしかやってこない業者は

「駄目だ、さっぱり売れない」と嘆いている。

さてこの差は一体何なのか。

(次号に続く)


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