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ゴルファーを納得させるには |
このところ、『日本一ゴルフが下手なゴルフショップ経営者』として認知されつつあり、これはやばいなあ、なんとかしないと…。で、お客さん(友人)に
「今度のコンペでは、名誉挽回(前回は100と惨敗)といきたい。ゴルフショップ経営者として沽券にかかわる」
「いまさら何言ってんの?あんたが下手なことは皆知っているって」
きゃああああ!皆に知ってもらっては困るのだ。
「あのオヤジ偉そうにクラブの薀蓄たれやがって。100も切れないくせに」とか陰口を言われると大損失なのだ。
だからお客さんにクラブのことを尋ねられたときは
「これは〜です。上級者になりたい方にはこれをお勧めします。とシングルのお客さんがそう言ってました」のように答えている。
先日、あるお客さんがやってきて、クラブのことをいろいろ尋ねられた。いくら下手だとはいえ、少しぐらいの知識はあり、それなりにお答えしたのだが、ああでもない、こうでもないと、どうも納得しない様子。
たまたまそのとき友人のスクラッチプレイヤーNさんがいて、Nさんもクラブ講釈に参加。不承不承のお客さんも徐々に納得していくが、それでもまだ完全には納得せず。
とにかくああでもない、こうでもないと反論ばかりして、ついにはNさんも呆れてきたのだけど…。
で、そのお客さん
「いやあ、よくクラブのことをご存知ですねえ。相当お上手な方なんでしょう?」とNさんに尋ねる。Nさんもさすがに「私は上手ですよ」とも言えず、Nさんに代わり私が
「ハンデがゼロで、〜のクラチャンです。ちなみにコンペはハンデ+で参加してもらっています」と紹介したところ
そのお客さん、いままでの表情が一転「ああ、そうですか!」
それ以後、そのお客さんは相好を崩しっぱなしで、さっきまでの天邪鬼議論は雲散霧消。ゴルフビギナーのごとく素直にNさんのクラブ講釈を聞いているではないか。
ゴルファーを納得させるには、知識だけでなくシングルハンデ(ハンデ5以下)も必要である。
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