シャフトカットに注意! |
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連休前の金曜日、がたいのいい日本人のお客さんが二本クラブをもってきて(ドライバーと3番ユーティリティー)
「このドライバー長いんだけど、これぐらいに切れるかな」
このぐらいって指示してくれたのは、19度の3番ユーティリティーと同じ長さにしてくれということ。
まったく同じ銘柄。テーラーメードのSLDR、シャフトの硬さも同じ。
そのお客さんにとって、自分が一番打ちやすい長さが3番ユーテリティーで、ドライバーも同じ長さにすれば打てるのではないか〜である。
一見しごくまともな意見かもしれないが、だいだいドライバーはあの長さだから飛ぶのであって、シャフトを短くしても飛ばない。いやミート率の問題で飛ぶこともあるけど、長い方が間違いなく飛ぶのは「物理の法則」で明らかである。
バランスを調整し短い別のシャフトに替える手もあるけど、オリジナルのシャフトを10センチも切れば、トリプルXぐらいの硬さになり、バランスそのものがおかしくなって、飛ぶどころかまったく打てないドライバーになってしまう。
そうなれば中古ショップで再販することさえできなくなり、粗大ゴミがひとつ増えるだけなので、その愚を懇切丁寧に説明してさしあげた。
「はあ、そうなんですか。やっぱりやめとこうかなあ。このユーティリティー、ドライバーより飛ぶんですよ。だから同じ長さにしたらドライバーも飛ぶのかと」
「そのユーティリティーでどのぐらい飛ぶんですか?」
「240ヤードぐらい飛びます」
240ヤード!
ドライバーいらんやんか…
ちなみに店長ハルのドライバー飛距離は200ヤードです。
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