本音がすぐに出るインドネシア人のお客さん 
ローカルスタッフがいないときは、ハルがインドネシア人のお客さんと対応する。だいたいパターンは決まっていて。

「これ、いくらの値付けをすればいいかなあ」
「お客さんに決めてもらうことになっています。お好きな金額をどうぞ」

実はこの時点で彼の腹(値付けの金額)は決まっている。

「いや、わからないんだ。いくらぐらいかなあ」
「私だったら○○ルピアを付けますけどね」
「ええ、そんなに安いの?」
「そりゃあ、私にしたらすぐに売れてほしいから安目の値付けをしますよ」
「でもね。これってまだ数回しか使っていなくて、シャフトは何とか何とかで、その他どうたらこうたらで…」

あくまでも委託販売なので、ハルと交渉してもらっても困る。※買取なら交渉しますけどね。

「だったらいくらがいいんですか?」
「△△ルピアにしておいて。交渉には応じるから」
「・・・・・・」

そう、最初から彼の提示額は決まっているのだ。だったらハルに訊かないで。





※このサイトに掲載されている内容(データ)は ジェイビープルが所有するものであり、無断転載、転用及び無断複製は一切禁止します。
※リンクはフリーです。Copyright(c)2004-2005 JPEOPLE