ワンス・アポン・ア・タイム in Titleist(3)

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かつてジャカルタには(15年ぐらい前の話)タイトリス・マッスルバッカーズと呼ばれるゴルフ同好会がありました。

マッスルバックをこよなく愛する硬派の集まりです。マッスルバックならタイトリスト以外でも構いません。といってもタイトリストかミズノのどちらかでしたけどね。

本帰国が決まったメンバーの送別ゴルフで「一日でジャゴラウィ45ホールを歩き制覇」するぐらいです。その硬派ぶりがわかるというもの。

しかしそのメンバー内で裏切りが相次ぎ

JPgolfへやってきて
「ハルさん、このクラブ(マッスルバック)売ってください。私にはもう無理です。会長には黙っておいてください」

あるいは会長自身が
「俺、本当はPING・EYEとか使いたいんですよ」

それでも皆が集まれば「マッスルバック以外は認めない!」とか言ってるので不思議です。



ところがマッスルバッグマニアがどんどん減ってきたため、同好会の名前は、タイトリスト・ファンクラブに変わりました。

マッスルバックを使わなくてもタイトリストが好きならOK。たとえばスコッティ―キャメロンを使っていれば入会資格ありの軟派同好会に変わっていきました。

このマッスルバック、古いゴルフファンにとっては堪らない魅力があります。

実は、ハルも三度ほどマッスルバックを使ったことがあります。

(次号に続く)





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