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国際電話で値引き交渉?(後)
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スタッフには、ちょっと怒り気味に返事。
「あのねえ、値段交渉とか君たちに任せてるでしょう? 君たちが良いと思えば交渉に応じればいいし、ダメなら『ダメです』とはっきり断ればいいから」
会員権などの大きな金額が動くときには、ハルが直接交渉しているし、その場合はメールのやりとりがほとんどなのだ。お客さんには申し訳ないが、ゴルフクラブの値段交渉には原則ハルが口を出さない。
理由はある。ハルがトップダウンでしか決められないような店であれば、いつまでたってもスタッフが自分で考えてくれない。
何か問題があれば「ハルさんが解決してくれる。任せたらいい」と思われたら、いつまでたってもスタッフは育たないのだ。
コロナ禍でどう転ぶかわからない小さな店だ。それでもスタッフの生活がかかっているわけで、彼らにも「どうやったら店が潰れないか」考えてほしい。
と、まあ零細企業とはいえ、工夫しています。スタッフから「もうハルさんがいなくても大丈夫です」と言われたら嬉しい。「インドネシアに戻ってこなくてもいいです」と言われたら哀しいけどね。
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