※このコーナーはゴルフ初心者のために書かれています。 |
OB補足話(上) |
このコーナーは「ゴルフ歴だけは長いけど、スコアは大したことない。唯一の自慢はスピードプレイ」のダッファーハルがインドネシアでゴルフを始めるビギナーの方へルールやマナーをアドバイスするものです。多少傲慢なところは許して! |
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さてOBについての補足話です。さきにOBについて触れましたが(OBは正確に言うと、二打罰ではなく、一打罰という話)、今回は、「あのOBさえなければ、○○で回れたのに」という言い訳について掘り下げて考えてみましょう。
ゴルフは、結果のスポーツなので、OBがあろうとなかろうと、そのスコア自体が御本人の実力となってしまいます。たとえばティーショットでOBを10回出して、その人のスコアが92であったとします。OBの分(2打罰として2×10=20)を数えなければ、その人のスコアは72となり、なんとパープレイで回ったことになるではありませんか。
ということは、この人の実力はハンデゼロのスクラッチプレイヤー?ざーんねん、やはりこの人の実力は92となります。ゴルフは結果のみを判断するので、92で上がれば、92の実力でしかない訳です。
だから「あのOBがなければ俺の実力はシングルだ」と勘違いしてはいけないわけです。もっとも自分への慰めとして、「あのOBがなければ〜」と悔やむのはストレス発散にもなり、みんなが同情してくれるので、プレイ終了後言い訳するのは、大いにやっていいと思います。
それでは、もし本当にOBがなければどうなるかを考えてみましょう。
(次号に続く)
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