※このコーナーはゴルフ初心者のために書かれています。 |
オフィシャルハンデ |
このコーナーは「ゴルフ歴だけは長いけど、スコアは大したことない。唯一の自慢はスピードプレイ」のダッファーハルがインドネシアでゴルフを始めるビギナーの方へルールやマナーをアドバイスするものです。多少傲慢なところは許して! |
|
ハンデが一桁のプレイヤーをシングルということはどなたでもご存知ですね。現在ハルのハンデは、おそらく20ぐらい。そこから計算すると90前後で回る「ゴルフが上手い人」なのですが、実際そのレベルの人の多くが90前後で回るのに対して、ハルの場合は100前後と、10打も違います。
じゃあハルのハンデはいい加減に決められたかといえば、そうではなくて、入賞を何度か繰り返すと、その所属する会の決までハンデが下がっていくので、皆勤賞に近い出席なら、参加人数が少ない時にたまたま調子がよかったりするとついつい入賞して、ハンデが下がってしまうのです。
ひどいスコアを記録するとハンデが上げられてもよさそうですが、通常は一定期間(一年ごとにハンデ改正)ずっと下がったままのハンデでコンペに参加することになります。さてそうなってくると、参加しているコンペ以外では「ハンデが技量をはかる物差しにはならない」ので、ここでオフィシャルハンデが登場します。
オフィシャルハンデとは、ゴルフ場の会員権をもっている人だけに与えられます。プレイ終了後、同伴競技者にサインをしてもらい、スコアカードをクラブハウスに提出します。クラブハウスはそれをもとに過去数ヶ月の平均を計算し、ハンデを決定します。定期的にハンデが更新され、クラブハウスのボードに名前が掲載されます。これをオフィシャルハンデといいます。
このオフィシャルハンデは、ゴルフ場の会員でないと持てないので、結構ステイタスになり、世界中どこのゴルフ場にいっても、邪険にされることはありません。オフィシャルハンデを持っていると「会員になり、しかも定期的にゴルフをやる人は、まじめな紳士であるに違いない」と認識されるのでしょう。しかし持っていなくても、さして困らないので、ある意味「自己満足に過ぎない」かもしれません。
スコアカード提出用の木箱が、クラブハウスに設置されているのをご存知だと思います。ゴルフを始めた頃、なんでこんな箱があるのかなあと思っていました。最初は、スコアカード専用のゴミ箱かなと思って、またスコアカードは普通のゴミ箱に捨ててはいけないんだとも思って、ちょくちょくそこに自分のカードを放り込んでいました。集計係りのおじさんは困ったでしょう。
|
|