※このコーナーはゴルフ初心者のために書かれています。 |
オリンピック再考(1) |
お断り〜この稿で取り上げるのはスポーツの祭典ではありません |
このコーナーは「ゴルフ歴だけは長いけど、スコアは大したことない。唯一の自慢はスピードプレイ」のダッファーハルがインドネシアでゴルフを始めるビギナーの方へルールやマナーをアドバイスするものです。多少傲慢なところは許して! |
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「参加することに意義がある」とか「条件はみんな同じだから」と上級者に誘われては、ごっそりお金をもっていかれるのがオリンピックです。グリーン上のボールをワンパットで入れれば点数がもらえるというもの。
遠い人ほど点数が高く、四人でやる場合、一番遠い人がワンパットで入れると、金賞で4点もらえます。順次3点、2点、1点となり、またグリーンの外から直接入れるとダイヤモンド賞で5点もらえます。
ここでダッファーハルのいいたいことはただひとつ。「グリーン上では全員が平等なんてまったくの嘘っぱちである」ということ。上手な人ほど、ピン側に寄せるし、ワンパットで入れてきます。
ゴルフの上手・下手が顕著にわかるのは、ショットではなくグリーン上およびグリーン周りです。
パターだけならともかく、竿一(ワンピン以上の距離〜およそ2メートル)で入れると3点、砂一(バンカーから出したボールをワンパット)で入れると3点、ニアピンでも3点、またオリンピックですべての点数(5点〜1点)を達成するとフルハウスで御祝儀に3点などどんどんエスカレートしていき、ビギナーはとんでもない目に合います(ダッファーハルも経験あり)。
さてここで提案があります。もしビギナーの人がオリンピックに誘われたなら「自分が入れたときは、点数を倍にしてほしい」「(上手な人が)3パットした場合、無条件に(上手な人の点数を)減点してほしい」とハンデをもらうべきです。
それを渋るゴルフ達者はおそらくあなたを食い物にしようと思っているだけかもしれません。またはあなたを保険代わりにしているのでしょう。「負けて悔しければ上手くなれ」といいます。しかしダッファーハルはこの考え方が嫌いです。
(次号へ続く)
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