チップに関して
チップには一律いくらという基準がありません。日本人はよく「チップ、いくらにする?」とお互いに尋ねますが、本来なら個人の気分次第で渡すべきものでしょう。ただし、チップが生活費となるインドネシアでは、やはり「これぐらいはほしい」とキャディーも思っているわけで、2009年7月現在の日本人相場は大体70000-80000ルピアといったところでしょうか。
具体的な統計を取ったことはありませんが、ハルの回りは「この頃は、60000ルピアじゃあ、絶対文句を言われる」という人が多く、ハルも一年ほど前は、どう文句を言われようが、60000ルピアきっちりしか払わなかったのですが、この頃は、いちいち怒るのも面倒なので、100000ルピア!渡すようになりました。
「そんなの、渡しすぎだよ!そんな人がいるから相場がどんどん上がるんだ」とお説教を垂れる人がいます。
ノー!
ローカルの人々は、10万ルピアをチップに渡すのは当たり前。中国系インドネシア人などは20万ルピアをチップに渡す人もいます。ハルの知っている中古クラブのバイヤーで元キャディー上がりのオヤジがいます。その彼はたまにゴルフをするのですが、彼にチップのことを訊いたら
「俺の場合は、見栄もあるので、100000ルピアを渡すようにしている。恥ずかしくて50000ルピアなんて渡せないよ」
お金をけちるのは、日本人と韓国人ぐらいか。
100万ルピア払ってプレイ、その後10万-20万で飲食。握りで10万取り合う人々が、なぜチップをケチるのかよくわかりません。
特にドルや円で給料をもらっている人は、為替で少しは得をしているわけですから、1万、2万のチップを惜しむのはやめましょう。※みっともないです。
「俺は余計なチップなど渡さん」と頑固になるのも結構ですが、チップをケチってクラブにいたずらされたり、キャディーに暴行を受けた人もいるので注意が必要です。
今回の結論〜チップをケチるな。
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