我が子を連れて恐竜展を見に行く。アメリカからやってきた生きている恐竜(もちろん機械細工です)の展示である。
この時期(毎年6月下旬から7月下旬)はインドネシアの学校が長期休暇であり、必ずどこかでイベントがある。有名どころは、クマヨランで開かれるジャカルタフェア(国際見本市)であろう。今年は、日イ国交樹立50周年の記念行事として、ドラえもんのドリームランドが催されたことはJPにてお伝えしたとおり(既に閉幕しています)。先週の日曜日、スナヤンでは、少なくても四つの大きなイベントが開催されていた。ひとつは恐竜展であり、ひとつは家具の大見本市であり、そして子供のネイチャーランド、もうひとつは…何だか忘れてしまった。
かつてこれほどアトラクションが盛んだった年はない。大きな催しでなくても、大型ショッピングモールへ行けば、必ずなんらかのショーをやっている。
ハル親子が覗いただけでも、スナヤンシティーでは、BEN10(アメリカのアニメです)のショーがあり、ポンドックインダーモールではバットマンのショーがあり、他のモールにしたって同様だろう。
先月、石油燃料の値上げで、景気減速が心配されたが、この有様を見る限り、急な減速なんて程遠い気がする。いやみんなの気付かないところで、景気は減速しているのだろうか。また日本食レストランが何件もオープンして、それなりに客を集めている。そんなに日本食がいいのだろうか。日本食もどきの料理を出す店も結構あって、それならローカルのスープブントゥットゥや、グラメゴレンの方が遥かに美味しくて安いと思うのだけど、本当にみんな美味しいと思って食べているのかなあ。
そうだ、恐竜展の話なのだ。恐竜そのものはよくできており迫力もあるのだけど、といっても誰も実物を見たことがないので、大人の我々としてはまあこんなもんでしょうぐらいの感想なのだが、子供にとってはそうではないようで、その迫力に大はしゃぎしていた。
子供が喜んだのなら、親としては満足しなければいけないのだろうが…、問題はその入場料の高さ。なんとチケット一枚が15万ルピア(約1700円!)もするのだ。子供割引なんてないのだ。今回は女房をほうっておいて、子供だけ連れていったのだけど、それでも30万ルピアの出費である。
しかもこのアトラクションを見終えるのにわずか一時間(もかかっていない)!先々週、家族三人で映画『クンフー・パンダ』を見たのだけど、これは1.5時間楽しんで、費用は三人で75000ルピアであった。映画の方が遥かに安上がりで、しかも値打ちがある。大人も楽しめる内容である。
それに対してこの恐竜展は一体…
東京ディズニーランドや大阪のUSJの入場料はその何倍もするけど、一日楽しめ(一日では足りない)、密度が濃いので、対費用効果はジャカルタの冴えないアトラクションより何十倍も上である。
おそらくレプリカであろう(本物かな?)恐竜の化石は見る価値があり(と思う)。「こんなもの(巨大恐竜)が太古の昔に存在していたのだなあ」とロマンを感じることも納得しよう。しかししかしだ。それにしても入場料は800円がいいとこだろう。大枚はたいて、それだけしか見れないのなら、ジャカルタの一般庶民が可哀想ではないか。ジャカルタ一般庶民よ、大いに怒るべし! |