左写真はご存知スディルマンの入り口。向かって右方向に皆様がよくご存知のスミットマスビルが見えます(住友が経営するビルです。数多くの日系企業が入居しています)。さて問題です。それでは右写真のカンポンは一体どこにあるでしょう?
とベタベタな問いかけをしたが、ご察しのとおり、このカンポンはスミットマスのすぐ裏にあるカンポンである。「へえ、こんなのがあるの?」「嘘〜」と思われる方は、トランスジャカルタに乗る陸橋から、その景色を眺めてみるといい。
インドネシア語を学習するとき「カンポンは村とか田舎をさす言葉である」と教則本に出てくるが、高級住宅街の側であれ、写真のような大都会の裏側であれ、貧困者が住む一郭を『カンポン』と呼んでいる。
我々日本人は、すぐにインドネシアを「だからインドネシアは駄目なんだ」と批判しがちである。「インドネシア人は上昇志向がない」。そうその通りだ。中にはそんな人がいるかもしれないが、先進国のそれにくらべてあまりに数が少ない。しかし
「だからそれがどうした」
このカンポンに生まれ育った人にどうやって上昇志向を持てというのだろう。日本のような社会保障はほとんどなく、数多くのビジネスチャンスが与えられるわけでもない。我々日本人は日本に生まれたことを有難く思うべきである。
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