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ピープルinジャカルタ

特集〜若手ビジネスマンを訪ねて
BinaInternasional イルワンさん(1)
ジャカルタ新聞の広告でお馴染みの事務用品委託管理サービス・ビナインターナショナルの経営者イルワンさんに話を伺いました。イルワンさんは十年間の日本留学・就職を経てジャカルタで起業した若手ビジネスマンです。彼が考案した事務用品委託管理サービスは非常にユニークなシステムで、いまジャカルタの日系企業の間で徐々に浸透、そのシステムを利用する企業が増えています。そのビジネスのシステムを編集長ハルが伺いました。

「いいビジネスを考えましたね。大企業を始め、うちのような『女房が社長、従業員がひとり』といったミニマム会社まで実に重宝でありがたいシステムです」
「ありがとうございます。ハルさんだけではなく、ご利用頂いているほとんどの企業様から好評を頂いています」
「うちは、ゴルフショップも経営しているのですが、包装用の長いビニール袋がなくて、市販の買い物袋で包装しています。あの長いゴルフクラブをスーパーの買い物袋で包むのですから、見た目が非常に不細工で、恥ずかしいのですけど、それでもないよりはマシということで、お客様には我慢してもらっています。特殊な袋なので、特注で作らないといけません。で、業者に頼んだところ、ミニマムオーダーが100キロと言われ、資金的な面もさることながら、そんな100キロもある大量のビニール袋、一体どこに置くの?うちのオフィス(キョウエイプリンス19階JPclub)は、いまでさえ物置状態で狭くて困っているのですから。といってわざわざビニール袋置き場確保のために広い部屋へ移るわけにはいかない(笑)。そこで頭を痛めていたところ、イルワンさんにお願いしたわけです。こんな小さな注文(ゴルフクラブ包装用ビニール袋の調達・および少量販売)でもこころよく引き受けて頂き、非常に感謝しています」

「いまもっとも注文の多いのが、会社ロゴの入ったレターヘッド便箋や伝票の印刷物作成・保管です。これらは当然10箱とか20箱単位で発注しなければならず、小さな会社に限らず、大企業さえ頭を痛めています。たとえば、つい最近契約して頂いた会社は90種類以上もの印刷書類が必要で、毎回毎回大量発注せねばならず、その保管だけで、一部屋使っています。その部屋だけではなく、資金そのものが眠ることになり、あまりにも馬鹿馬鹿しい。しかし弊社のシステムを御利用頂ければ、必要なとき必要な分だけ自動的に補充するので、大量発注する必要もないし、保管場所も不要です。しかも使った分だけお金を払ってもらうシステムなので、ロスがほとんどありません」
「御社が代理で印刷物を大量発注する。このときの費用は御社が負担し、利用する側は毎回小出しで必要な分だけ支払えばいいということですね。BINAINTERNASIONAL銀行といっていいかもしれない(笑)。利用する側にとっては資金的にも場所的にも非常にありがたいシステムです」
「どこの企業でもこんな頭の痛い問題はあります。しかしそんな事にいちいち目を向けてはいられない。本業が大事なのですから。たとえば、自動車関係の仕事で工場長を任されている日本人が、いちいち印刷物の保管方法なんて考えない。工場長の仕事は、いかに生産性をあげ、いかにいい自動車を作るかです。日本の本社も、印刷物の保管方法を考え出すために、わざわざ日本から人を派遣しないでしょう。にもかかわらず、やはり本業以外に頭の痛いことはたくさんあります。弊社では、印刷物だけに限らず、文具の調達、キッチン製品、トイレタリーと幅広く商品を調達・提供しています」

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イルワンの経歴
1974年 メダンに生まれる。1992年 日本へ留学、神戸YWCA専門学校で日本語を勉強。1993年 神戸商科大学(現兵庫県立大学)へ入学、経営学を専攻。1997年 神戸本社富士通テン海外営業部に勤務。2007年 日本留学・就職で学んだフェア精神を基に、事務用品供給のアウトソーシング会社PT. BINA INTERNASIONALを設立。妻(日本人)と娘が一人(3歳)の三人家族。
ビナインターナショナルのホームページ

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