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特集〜若手ビジネスマンを訪ねて
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| BinaInternasional イルワンさん(4) |
ジャカルタ新聞の広告でお馴染みの事務用品委託管理サービス・ビナインターナショナルの経営者イルワンさんに話を伺いました。イルワンさんは十年間の日本留学・就職を経てジャカルタで起業した若手ビジネスマンです。彼が考案した事務用品委託管理サービスは非常にユニークなシステムで、いまジャカルタの日系企業の間で徐々に浸透、そのシステムを利用する企業が増えています。そのビジネスのシステムを編集長ハルが伺いました。 |
「精神はともかく、御社のシステムには利があります。利を説けば、このシステムを利用したい人はかなりの数いるはずです。私だって、崇高な精神や正義感があるわけではありません。しかし、このシステムを利用しない手はないと思っています。ましてや企業で派遣されてきている責任者の方々は、私なんぞより遥かに優秀で、道理がわかるはず。これはビッグビジネスになるかもしれませんね」
「そうなればいいのですが(笑い)。現在の悩みは、日本人の方に直接会って話す機会が極めて少ないということです。知人の紹介でもない限り、カタカナ名前のインドネシア人が日本人の方とアポを取るのはむずかしいですね」
「僕にとって、イルワンさんは、日本人以上に日本人らしい人です。古き良き日本精神を理解している上に、関西弁が流暢な外国人は滅多にいません。この間、うちのオフィスでお会いしたとき、ちょうど私の女房(インドネシア人)がいましたね。イルワンさんと私は関西弁でぺらぺらおしゃべりしており、女房はただニコニコしていただけなのですが、帰り際、イルワンさんが女房に向かって、インドネシア語で挨拶しました。で、イルワンさんが帰ったあと、女房が『あの人、インドネシア語上手ねえ』と(笑)―。我が女房にとって、イルワンさんは『インドネシア語が上手な日本人』 なのです」
「嬉しいような、少し悲しいような…(笑い)」
「ビッグビジネスになっても、JPclubのゴルフクラブ包装用ビニール袋もよろしくお願いしますね」
「もちろん!『小さいことからコツコツと』やります。そんなことが信用につながると日本で学びました」
「なんだか申し訳ないなあ。ビニール袋なんてほとんど利益がでないでしょう?」
「いえいえ『枯れ木も山の賑わい』ですから」
「『枯れ木』と言わないで〜(笑い)』
(終)
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イルワンの経歴
1974年 メダンに生まれる。1992年 日本へ留学、神戸YWCA専門学校で日本語を勉強。1993年 神戸商科大学(現兵庫県立大学)へ入学、経営学を専攻。1997年 神戸本社富士通テン海外営業部に勤務。2007年 日本留学・就職で学んだフェア精神を基に、事務用品供給のアウトソーシング会社PT.
BINA INTERNASIONALを設立。妻(日本人)と娘が一人(3歳)の三人家族。
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