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温シップと冷シップ

Q  
タケノコ先生質問です。シップ薬には、温シップ・冷シップがありますが、どのように使い分けたら良いのでしょうか? スポーツなどの疲れには冷シップ? スジを違えたような傷みには温シップですか? 教えて下さい。



冷やすのがいいか、暖めるのがいいかということですが、たとえば、ぶつけてコブができた・・という場合、コブというのは皮膚の下にできた内出血ですね。血が出ているときに、暖めたら、血流がよくなるので、もっと血が出てコブは大きくなってしまいますね?だから、打ち身、捻挫、コブ・・・なってからすぐには冷やすのが正解です。

10日以上たって、まだ問題があれば、今度は暖めることで治りが早くなるのです。慢性の痛みには、湯治というのがありますが、これは優れた治し方ですね。

ぎっくり腰についても大体同じです。鍼やマッサージがいいと思っている方が多いような気がしますが、それは時間がたってのことで、急性期には、鍼やマッサージはお勧めできません。マッサージは、気持ちがよい程度はいいのですが、痛いと思うような強いものは、根性を鍛える以外にはまったく意味がありません。

なんでもそうですが、適当な時期に、適当な方法を用いるのが知恵というものです。

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