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シャフトが折れるとき
「シャフトが折れた」ということで修理に持ち込まれるお客さんが結構いる。一番多いのはドライバーのシャフトが折れる場合。もっとも使用頻度が高いので、それは当然かもしれないけど、「シャフトが折れるぐらい俺のヘッドスピードは速い」と勘違いしてはいけない。それだったらプロは数ホールごとにシャフトが折れているわけで、それこそ折れないシャフトを求めるなら、ヘッドに鉄の棒を差し込むしかないだろう。
カーボンシャフトはプラスチックではなく、薄いグラファイト繊維の紙を何重にも巻いて作るそうだ。これは田舎に行けば、おばさん達が手作りで巻いている風景を見ることができる(テレビで取り上げられていた)。
シャフトの硬さはしなりの大きさであり、クラブを振るヘッドスピードが速いほど、しなりは大きくなり、ヘッドスピードの速い人ががレディースシャフトを振れば、しなりが大きすぎてどこへ飛ぶかわからない。
で、プロはこのしなりの大きさをうまくスイングで調整できるので、どんなシャフトを使っても使いこなすことはできるらしい。ただプロにとって最大限の飛距離と方向性の良さの両方をもたらすクラブがXシャフトであったりXXシャフトであったりする。
このカーボンシャフトは極めて横のしなりに強く、相当剛の人が振ってもなかなか折れないらしい。その割には、チョコンとどこかにぶつけただけで簡単に折れたりもする。これは(カーボンシャフトは)縦の傷に弱いという脆さがあり、小さなミリ単位の傷がついていても、簡単に折れるという話だ。
だからクラブを運んでいるときや、ティーグランドで待ち時間にコツンコツンと遊んでいるときに傷がついてしまうこともあり、それがあるときポキっといく。
特に多い事例は、根元から折れるケースだろう。これはヘッドとシャフトの接合部が弱くなっていると勘違いしてはいけない。
一番の原因は、下右図のように根本付近でボールを打った場合、シャフトに亀裂が入り、いつの間にか折れてしまうという話だ。
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| 正しいミートポイント〜左図の青い○内 右図の青い○内で打つとポキっ!の可能性大 |
そう、一番の原因はヘッドスピードの速度ではなく、ミスショットに原因がある。もし根元から折れたのなら、今一度自分のスイングをチェックしてみよう。
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| ※過去人気のあった(?)シリーズを加筆修正してお届けしています。 |