続く第2番ホール(11番パー3)―。普段、白ティーでやるときは6Iか7I、青ティーならユーティリティーと決めているパー3。
左は池とバンカーで、右にさえ逃げておけばそう叩くこともないのだけど、初めての黒ティーではまったく風景が違って、グリーンが小さく見えること、見えること。さらには遥遠くにも見えて、果たしてハルに届くのだろうか。持つは5w。本当は3wを持ちたいところだが、あいにく3wはレンタルクラブに回してバッグにあるウッドはドライバーと5wのみである。
10メートルうしろになるだけで、こんなに遠いのか…とため息をつきながらのティーショット。
ええい、ままよ!(なるがままの意味です)
で、おもいっきり振ると、これがアッキーナさんもびっくりのスーパーショットが飛び出して、結果はあと10センチというところで手前のバンカーにつかまったのだけど、ハルとして大満足のウルトラナイスショットであった。
アッキーナさんはグリーン奥のエッジへほんの10センチほどこぼれるも、まあ寄せワンで簡単にパーが拾えそうな、上級者にとってはまったく問題のないティーショット。
次は寄せの勝負となる(勝負と言ってしまってよいのか?)。
グリーン奥でハルのバンカーショットを余裕をもって眺めるアッキーナさん。
「どうせハルさんのこと、いきなりボロがでるに決まっている、ふん」と鼻で笑われたかどうか想像に難くはない。ハルもダッファーの分際で「アッキーナさんにいいとこを見せてやろう」と、これっぽっちも思わなかったが、ところがところが、このバンカーショット、またまたスーパーナイスミラクルショットとなって、ピンそば30センチにピタっとくっついたのであった。
アッキーナさん
「・・・・・・」
もちろんOKパットのパーであり、次はアッキーナさんの番。
「おい、ちょっと待ってよ。これ、寄せな、俺の負けやん…やばいで」
余裕があるのかないのか…。
そしてウェッジで低く飛び出したボールは一回、二回とバウンドし、ピンの手前50センチでピッと止まって、これが下りの嫌なライン―
アッキーナさんは明らかに動揺していた。
「嫌やなあ。なんか外しそうや…」
と笑いながらも気弱な感じがして
ハルは追い打ちをかけるべく
「これ外したら、アッキーナさんの負けですね。頑張って入れてください!」
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