大江「キャロウェイのクラブが好きで、ドライバーはXシリーズのプロモデルを使っています。シャフトをハリソンに変えました。これがまた調子がよくて、いま一番お気に入りです。」
土山「飛距離も方向も多分にシャフトが影響します。ここ数年の道具の進歩は目覚しく、シャフトがもっとも進化しています。クラブ選びのポイントは、どんなシャフトが付いているのか、そしてどんなシャフトが自分に合っているのかをよく知ることでしょう」
大江「でも、私も含めて、素人にはそれがよくわからない(笑)。結局雑誌の評判や口コミで買うしかありません。日本ではいまメーカーの試打会がいたるところで行われています。残念ながらジャカルタでそれは無理。新品のクラブを買うときは、特にそれが高価なものになると『えい、やあ!』の開き直りが必要です(笑)」
土山「そのかわりジャカルタでは日本にくらべて非常に数多くラウンドできます。それで良しと考えた方がよさそうな…」
大江「そうですね。日本なら月一ラウンドがいいところかもしれない。こちらならグリーンフィーが高くなったと文句を言いながらも最低週一回はラウンドしますからね。日本のゴルファーにすれば羨ましい限りでしょう。クラブ代ぐらいは我慢しますか(笑)」
土山「大江さんぐらいのレベルになれば、御自身で適切なクラブ選びが可能かもしれませんが、特にビギナーの場合、慎重なクラブ選びが必要です。やはりゴルフ達者な先輩にアドバイスを受けたほうがいいでしょう」
大江「初めだから何でもいいやと思うのは大きな間違いですね。通販で超お買い得フルセット3万円!というクラブを買う人もいますが、初めだからこそちゃんとしたものを選ばないと。資金的に余裕がないのであれば、名前の通った中古クラブを買うとか…」
土山「そのとおりです。一番最初に使うクラブがその人のフォームを作ってくれます。クラブはその人が振れる範囲でなるべく重たいものがいい。しかし重過ぎたり、軽すぎたりすると当然いいスイングは身に付かないし、酷いクラブになるとライ角がいい加減に調整されているので、番手によって違和感を覚えながらスイングすることになる。最初はほとんどの人が気づかずに練習しているわけで『ミスショットするのは自分が下手だから』と自虐的・悲観的になりがちです。それがクラブのせいだとはまったく気づかない」
大江「本当に上手くなりたければ、ちゃんとしたものを使わないと。それでさらにミスショットが出るなら、本当に下手だということだから、やはりちゃんと練習しないと。でもそうしたら、大叩きしたときの言い訳が一つ減るなあ(笑)」
以下、次号に続く
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大江利明〜3年前のジャゴラウィジャパンカップの覇者、また先月開催のカラワンクラブ選手権で優勝したクラブチャンピオン。8年前ジャカルタへ赴任。赴任当時のスコアは100前後ながら一念発起し、シングルプレイヤーに。
土山大介〜10歳の頃からゴルフを始める。アメリカでゴルフを学びシンガポールの難関クウォリファイを合格しプロとなる。アジアツアーに参戦中、腰痛のため同ツアーを断念。現在はレッスンプロおよびプロフィッターとして、ジャカルタアマゴルフ界ではぴっぱり蛸の若手プロ |
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