明日の朝、要るんだっちゅうの!この真夜中に空いているカルフールもあるまい。無神経なことを言うな。イライラして喧嘩しそうな雲行きになってきた。
明日ゴルフ場で買うか(売ってなかったらどうしよう)、友達に頼んで一枚持ってきてもらうか(なんだか恥ずかしいなあ)。で、箪笥の中をもう一度探すと
ソフトボールで使うユニフォームのずぼんが一枚あるではないか。
これをとりあえず穿いてみる。足首のちょっと上までしかない丈ではあるけど、長いソックスを履けば、昔風のポッカニッカスタイルに見えなくもなく、左右のポケットがない不便さはあるものの、これはちょうどいい!と、とりあえずほっとして。なんとか明日のコンペは大丈夫だ。
「格好悪い!」と女房の目は冷ややかであり、というのは女房にとってみれば、「ズボンがないのでゴルフはキャンセルするかもしれない」との甘い見識であったはず。ふん、そんなことでゴルフ行をやめるもんですか。甘いなあ、女房も。
(以下、次号へ)
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